せいせんじょし

清泉女子大学

私立大学 東京都

清泉女子大学/私のイチオシ

紋章の魅力から歴史の奥深さを実感

顔写真
文学部 文化史学科 3年 松林利奈さん 千葉県立千葉女子高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

現在、私は「ヨーロッパの紋章」について研究しています。きっかけは、女性と歴史をテーマとした講義の中で、ミュージカル『エリザベート』を鑑賞したことです。劇中ではオーストリア・ハプスブルク家の、大きな「双頭の鷲」がシンボル化された紋章が登場し、その迫力に驚いたのと同時に、紋章の魅力に惹かれました。現在では、ヨーロッパの紋章にとどまらず、企業ロゴ、エンブレムのイメージが現代の人々に与える影響力にも注目し、学びの幅を広げています。

この学問のココが面白い!

高校時代は歴史や人物名を暗記して試験に挑み、点数ばかりを気にしていたため、「ヨーロッパにも日本の家紋に似たものがあるんだ」くらいの関心しかありませんでした。しかしある時、「なぜ私は双頭の鷲に魅力を感じたのだろう」という思いに駆られ、その理由を調べてみたくなりました。その答えは出ていませんが、紋章について学ぶにつれ、西洋の人々が何世代にもわたって紋章を継承する理由や意味を研究し、考察することの面白さを実感しています。自分の興味関心を探し、突き詰めることができる点、答えが1つとは断定できない問いにさまざまな方法でアプローチできる点が面白いと感じます。

キャンパスのお気に入りスポット

清泉女子大学を象徴する「旧島津家本邸」

オススメのスポットは「図書館」と大学本館「旧島津家本邸」です。私は、課題レポートやプレゼンテーション準備に限らず、図書館へよく足を運びます。館内は、誰もが簡単に読める本から専門的な本まで、あらゆる分野の文献が取りそろえられていて、読書したり学習したりするための机や椅子も多数用意されています。窓からあたたかな光が差し込む落ち着いた場所で、「少しだけ」と訪れたつもりが、気づけば何時間も経っていたということもあります。
また、大学本館として使用されている「旧島津家本邸」は、イギリス人の建築家ジョサイア・コンドルによって、大正時代に建てられた洋館で、重要文化財に指定されています。1階から2階へ続く階段からは「歴史の音」を、また、ワインレッドのカーペットやステンドグラスからは「上品さ」や「温かさ」を感じさせてくれます。広大な奥庭は四季折々の自然を感じることができ、都心にあることを忘れてしまうくらい穏やかな時間を過ごすことができます。

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