清泉女子大学/志望理由
文学の視点から日本史を追究していきたい
文学部 日本語日本文学科 1年
H.U.さん
神奈川県立百合丘高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
祖父の影響で幼少から日本史が大好きで、漠然と「将来は日本史を深く学びたい」と考えていました。しかし、高校3年の夏頃から日本史の授業に以前ほどの熱意を持って取り組めなくなり、進路に悩むように。そんなとき、古典の授業で沓冠(くつかぶり)や折句(おりく)といった和歌の技法を習いました。決められた字数の中で、遊び心を交えてやりとりをする昔の人々のセンスのよさと、和歌自体が持つ優美な雰囲気に惹かれ、和歌や文学の世界に興味を持ちました。
この大学を選んだ理由
清泉女子大学を選んだ理由は、受験生向けイベント「日文祭」に参加したことで「文学の視点から日本史を追究したい」という新たな目標が見つかったからです。イベントでは百人一首を題材に、作者を深掘りしたり、文法的な視点から読み解いたりして、さまざまな物語を想像しながら百人一首の魅力に浸ることができました。イベントを通し、私が日本史を好きだったのは、過去の人々の物語を想像することが楽しかったからだと気が付き、見失っていた「好き」をまたつかむことができました。
将来の展望
現在は教職課程を履修しており、国語の教員免許取得を目標に日々勉強に励んでいます。また、将来教員という道を選んだときのために塾講師のアルバイトをしています。自分が大学で学んだ内容をふまえて古典や漢文、現代文を指導することで、よりよい授業を提供することができるようになったと思います。自分の「好き」を追究していくことは、時に大変なこともありますが、好きだからこそ、残りの3年間で多くの学びを得て、充実した時間を過ごしたいと思っています。