清泉女子大学/志望理由
自分の興味関心を生かして社会問題解決の一助となる
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校時代から心理学や哲学、自己啓発など、さまざまな分野に興味があり、本を読んだりして勉強していましたが、本格的に進学する大学を決める時期になると「4年間同じ勉強をし続けて楽しいのだろうか」「4年間座学で成長できるのだろうか」と疑問を持ち始めました。そんなときに、国語や数学といった教科の学びではなく、自分が興味のあることを自由に好きなだけ勉強できる大学に進学したいと考えるようになりました。さまざまな大学を検討する中で、環境や紛争、地域活性化などグローバル社会や地域社会が抱える諸問題を学際的に研究する「地球市民学」という学問に出会いました。
この大学を選んだ理由
地球市民学科独自の「101のコンセプト」という社会問題の解決のためのモノの見方・考え方を学べるところ、また「101のコンセプト」を実際に経験しながら習得できるところに惹かれて進学を決意しました。地球市民学科では、自分の好きなことややりたいことを社会問題と結びつけることで、一つのプロジェクトとして、楽しく学ぶことができます。また、意欲的な学生も多く、毎日刺激をもらっています。やりたいことや学びたいことが見つからない人でも、先生方や周りの学生が一緒に考えてくれるため、自分に合ったプロジェクトが見つかると思います。
将来の展望
地球市民学科に入学すると社会課題の解決の手段を学ぶことができます。私は環境問題を解決するために、アップサイクルを世界に広める活動をすることにしました。コロナ禍で大量に生産され、大量に破棄される予定のアクリル板を企業の方と共にアクセサリーにアップサイクルし、販売を行いました。今後は、魅力ある地球市民学科を外部に発信していくイベントを開催したいと考えています。「全ての学生のやってみたいを形に」というテーマの下、意欲のある学生が一歩を踏み出すためのサポート体制を作ったり、自分の意見を社会に提案する場を提供したり、学生と企業・団体が一緒に企画するイベントを開催したりするなど、社会問題を解決するための一手を講じていきたいと考えています。