日本獣医生命科学大学/応用生命科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
動物科学科(100名)
食品科学科(70名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
応用生命科学部の偏差値を見るプロフィール
●【動物科学科】
『人と社会のために必要な動物』という視点から教育・研究を行なっている
●【食品科学科】
ヒトに不可欠な食品の研究開発、
安全衛生、産業創出を担う『食のスペシャリスト』に
●新入生を迎える「新入生学外オリエンテーション」
産業動物・食料に深く関わり、人間と動物を支える人材として、また食の安全・おいしさ・機能性を探究するスペシャリストとして活躍できる人材を育成します。
【学生数】
631名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
36名(2023年5月1日現在)
動物科学科
【講義・学問分野】
基礎生化学、動物栄養学、動物育種学、畜産物利用学、動物繁殖学、動物防疫学、基礎生理学、基礎実験動物学、動物発生工学、動物遺伝学、動物産業経営学、人間動物関係論、農業政策論など
食品科学科
【講義・学問分野】
食品化学、畜産食品学、農産食品学、食品衛生学、食品工学、食品冷凍学、畜産食品製造学、食品開発論、栄養化学、食品機能化学、食品経済論、食品市場論、遺伝子工学、分子生物学、微生物学、分析化学など
学部の特色
【動物科学科】
『人と社会のために必要な動物』という視点から教育・研究を行なっている
本学の動物科学科は「動物好きな学生と動物好きな教員が、ともに動物について学ぶ場」です。最大の特徴はカバーする領域の広さです。1、2年次にはマクロからミクロまであらゆる領域を広く学び、3年次からは専門的な研究を深める……4年間の学びを通して「動物のエキスパート」になれます。
本学科での学びは、3つの領域で構成されています。産業動物を中心に、おいしく安全な畜産物を生産するための科学を学ぶ「畜産資源科学」、遺伝子や細胞の操作、実験動物の取り扱いなどを学ぶ「応用動物科学」、産業動物の飼養から流通・加工・販売・消費までの全プロセスや野生動物との共生を体系づけて学ぶ「動物社会科学」です。いずれの領域も「人と社会のために必要な動物」という視点から教育・研究を行なっています。
卒業生の進路は多彩です。産業動物の品種改良、牧場、動物園、飼料・食品メーカーでの営業・商品開発、卸・小売業、胚培養土、製薬会社の治験、様々な検査、公務員など、多彩な業種で活躍しています。動物科学のさらに上のスペシャリストをめざして大学院に進学する卒業生もいます。今後も、向学心や好奇心あふれる学生が、さらに広範な分野で躍動してくれることを願っています。
【食品科学科】
ヒトに不可欠な食品の研究開発、
安全衛生、産業創出を担う『食のスペシャリスト』に
食品科学科は、我々が生きていく上で必要不可欠な食品の供給を維持し、健やかな人生100 年を実現するための豊かな食生活を支える人材を育てる学科です。本学科に入学した皆さんは、4年間で食品の備えるべき3要素、すなわち、安全、栄養機能、おいしさを中心に、食品生命科学全般を学びます。その結果、卒業生の多くは食品の研究開発、安全衛生、産業創出を担い社会に貢献する「食のスペシャリスト」として食品業界で活躍しています。
また、2021年度より、新たな取り組みとして「食品大好きプロジェクト」を開始。食べる、つくる、研究好きな人集まれ!と呼びかけ、研究開発、安全衛生、産業創出に欠かせない研究能力の一層の向上に努めています。本プロジェクトに導入された早期ゼミ制度では、通常は3 年次前期からの研究室所属を1年次後期に早めて、食品研究の最前線に参加できます。これにより、早期から専門知識と問題発見・設定・解決力、コミュニケーション力やプレゼンテーション力の習得はもちろん、研究のおもしろさを存分に感じることができます。「食」に興味のある人、ぜひ、ともに「食」を究め、守り、創る道を歩みましょう。
新入生を迎える「新入生学外オリエンテーション」
新入生が一日も早く学科の教育方針や大学生活になじめるよう、動物科学科・食品科学科では4 月下旬に「新入生学外オリエンテーション」を開催しています。動物科学科では付属牧場「富士アニマルファーム」での活動を、食品科学科では各地の食品工場などの見学を、それぞれ実施しています。
学べること
動物科学科
動物科学科カリキュラムの特色
動物科学科は、以下の方針で教育課程を編成し、実施します。
初年次教育として、教養科目および「フレッシュ・ゼミ」や「動物資源科学概論」を配置するとともに、専門科目の一部を必修科目とし、専門教育の能動的学修に意欲を持たせる教育を実施します。2・3年次では、応用動物科学、畜産資源科学に加え、動物社会科学を専門分野と設定し、幅広い知識を修得します。また、課題設定力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力などを修得するために、レポート課題や参加型のグループワーク、卒業論文に取り組む編成となっています。
また、3年次には学外の各分野講師や社会の第一線で活躍している本学科卒業生を招聘した「キャリア形成支援講座」を開講することにより、多様なキャリア教育を展開しています。
(各専門分野の到達目標)
・応用動物科学:バイオテクノロジーに係る基礎的な知識・手法を理解し、動物の分子レベルの新知見探索と品種改良等に習熟する。
・畜産資源科学:動物(特に産業動物)生産に係る基礎的な知識・手法を理解し、効率的な動物生産・飼育技術を身につける。
・動物社会科学:ヒト・動物の関係をめぐる社会科学的な論理的思考能力を養うための基礎的知識と研究手法を理解し、課題に対して対象へのヒアリングやアンケート等の調査や数値統計解析の実践的分析能力も合わせて身につける。
食品科学科
食品科学科カリキュラムの特色
食品科学科は、以下の方針で教育課程を編成し、実施します。
初年次教育として、語学、自然科学、人文社会科学等の教養科目に加え、専門科目に食に関する複数の入門科目を配置し、専門教育の能動的学修に意欲を持たせる教育を実施します。2・3年次では、食品生命科学を基盤として研究開発・安全衛生・産業創出の3つの柱を専門分野として設定し、専門的知識と研究スキルが修得できる教育を行います。また、課題設定力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力など社会で求められる実践力を養成する科目に取り組む編成になっています。
さらに、食のスペシャリストによる特別講義や学生が就業体験をするインターンシップなどを備えたキャリア教育を展開します。
(各専門分野の到達目標)
・研究開発:栄養生理、免疫、おいしさなどに重要な役割を果たす機能性とそれらの関与成分を学ぶ。探索的研究も含め、機能性に関連する基盤研究課題の理解を深め、実現化につながる研究スキルを身につける。
・安全衛生:微生物や有害物質の生体への影響、検査法、衛生管理等について学ぶ。食品の品質保証に必要な衛生管理や分析技術の向上を目的とした研究スキルを身につける。
・産業創出:食品の製造、加工、調理やマーケティング等について学ぶ。開発研究、用途研究を進めるとともに、研究成果を経済性、マーケティングからの視点から社会への活用や応用する手法を身につける。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都武蔵野市境南町1-7-1
入試課
(0422)31-4151(代)