東京都市大学/先輩の学生生活体験記

高校時代は、文化祭と体育祭に誰よりも積極的に取り組んでいました。特に高3の体育祭では、他クラスは特定の人だけで応援パネルや小道具の作成をしている中、私のいたクラスではみんなで協力して作成しました。受験勉強で忙しい中、各々が時間を作って完成させたのは一生の思い出です。
また、好きな教科だった数学の勉強に特に力を入れました。毎回の試験準備期間の放課後に、数学好きの友達と問題の様々な解法や証明方法について議論しました。その結果、定期試験と模試で満点をとることができました。

デジタル社会イノベーション研究室で、「モータの制御」に関する研究を行っています。電気自動車で用いられるモータの汎用化かつ高効率化に向けて、直流を交流に変換する装置であるインバータの制御アルゴリズムの確立を目的としています。私の所属する研究室は、電気機器・電力・AIの研究をしている3つの研究室が集まってできた研究室のため、従来の電気機器の視点からの研究アプローチだけでなく、他分野の視点からのアドバイスを基にした研究アプローチもできます。

ここ数年で出来た建物が多く、開放的で自由なスペースが多いことが魅力だと思います。その自由なスペースには椅子や机やモニター、白板があります。そのため、空きコマにみんなで談笑や勉強を教え合ったりしているなど、大学内に活気があります。
また、生活面だと100円朝食です。約410円するボリューム満点のメニューを100円で食べられます。安価で栄養バランスも考えられており、朝早く大学に行く動機にもなり、規則正しい生活を送ることができると思います。

勉強の合間に様々な人と触れ合い、色々なものを見た方がいいと思います。志望大学を偏差値や世間からの評判だけで判断すると、勉強のモチベーションを維持するのが難しいです。そのため、大学が主催しているイベントでその大学の先輩と交流し、憧れの人を見つけたり、高校生向けの専門的な話が聞ける講演会に参加したりして、夢や目標を具体的にすることが大切だと思います。具体的な未来が見えると、モチベーションの維持がしやすいと思います。みなさんの健闘を祈っております！