東京都市大学/先輩の学生生活体験記

私は原子力システム研究室というところで、革新的原子炉や宇宙用粒子推進エンジンの研究をしています。より経済性および安全性の高い様々な革新炉について学び、設計した原子炉内で中性子がどのように移動するか、燃料がどのように燃焼するか、臨界が維持できるかどうかなど、コンピュータを用いて解析します。次世代燃料を実在する原子炉に使い、安全上問題ないかどうかであったり目標期間内に推進できるかどうかなど、シミュレーションをもとに確認し、実現可能性を検討しています。

本学には原子力研究所があり、管理区域の入り方や安全のためにどのような対策や設備が施されているかについて、体験して学ぶことができます。加えて、原子力発電所の見学会や業界の方々との交流会などに参加する機会がたくさんあり、実際に目で見て学ぶことができ、業界の方々と繋がることができます。
また、食堂はもちろん、構内にいくつか食事できる場所があり、大学付近にはコンビニエンスストアなどもあるので、昼食等に困ることはありません。サークルは学園祭の企画から学内イベントを支える団体、創作団体と多種多様です。しっかりとした意義と目的があれば、学生の声で大学側が動いてくれることもあります。

進路は簡単に決められないし、その選択が最善かどうかわからないことがあると思います。最善の選択は難しく、思い通りにいかないこともあると思います。ですが、飛び込む先の新しい環境に転がっているチャンスをものにして、自分の最大限を出して突き進んでいけば必ず成長につながり、いつの間にか最も良い選択になっていたと思える日が来ると思います。思い通りに行かなくても、自分の中のベストを尽くしてぜひ頑張ってください！