嘉悦大学/私のイチオシ

私がマーケティングに夢中になったのは、大学2年次の夏に授業で開催したイベントが成功したことがきっかけです。私が所属する研究会（ゼミ）は、シニア層へのデジタル技術の普及をめざし、各地でイベントを開催しています。イベントを開催するにあたり、会場の確保や戦略立案などを通して社会人と交渉しましたが、これは私にとって大きな挑戦でした。同級生や先輩方と協力してこれらの課題を乗り越えていく過程で、社会人としてのマナーやコミュニケーションスキルを学びました。プロフェッショナルな対応や緊張感のある交渉は、イベント成功の鍵を握っていることがわかり、同時にマーケティングの奥深さも知ることができました。

マーケティングを学ぶ中で、実践的にアプローチできるところがおもしろいと感じています。シニア層を対象とした活動を通じて、社会課題の解決に貢献できる点が大きな魅力です。また、私たちの活動が行政に認められ、予算を提供していただけることになりました。この経験から、マーケティングが単なる商品やサービスの宣伝に留まらず、社会的な価値を創出し、地域社会に貢献できる力を持っていることを実感しました。さまざまな経験ができたことで、現在はマーケティングが持つ社会への影響力に関心を持っています。

高校生の皆さんにオススメしたい場所は、「さくらラウンジ」です。ここは明るくきれいなフリースペースで、学生の交流が活発に行われています。1階にはたくさんのテーブル席があり、ご飯を食べたり、友達と会話をするのに最適です。テレワークに適したワークスペースもあり、オンデマンド講義やWeb会議などで使用されています。2階にもテーブル席がありますが、教員の研究室が近いため、学生は気軽に教員とコミュニケーションを取ることができます。学生と教員が密接にコミュニケーションを取れるのは、小規模大学ならではの魅力だと思います。