東京有明医療大学/志望理由

高校3年生のときに参加したオンラインオープンキャンパスで初めて鍼灸を知り、「薬を使わない医療」である点に興味を持ちました。大学を見学した際に鍼治療を体験する機会を設けてもらい、その技術と可能性にさらに惹かれました。もともと、小学生のときから人の役に立つ仕事がしたいと思っていたことや親が介護職であることから、看護師を志していましたが、「きっと鍼灸師の方が自分に合っている」と直感し、進路を変更しました。

「鍼灸」との出会いが東京有明医療大学だったという理由が一番大きいですが、大学を見学した際に感じた校風も自分に合いそうだと思い、入学を決めました。鍼灸を学べる他大学も調べましたが、教員と話した印象が一番よかったのも東京有明医療大学でした。入学前に2回ほど教員と話す機会がありましたが、入学後も、私がこの大学に入った理由や経緯を覚えていてくださり、恥ずかしいと思うと同時にとても嬉しく思いました。

鍼灸は薬を使用しない医療であるという性質上、「副作用が少ない」という利点があります。地域の鍼灸院をはじめ、老人ホームなどの福祉施設やリラクゼーションまで、多様な場面で鍼灸を活用できる可能性があります。また、鍼灸は未知な部分もあり、今後の研究により科学的に解明されていけば、鍼灸師の活躍の場面がさらに増えると思います。鍼灸の即効性のある効果は、その点でも社会的ニーズがあると考えています。