新潟リハビリテーション大学/志望理由
大学の地域連携に参加して作業療法の知見につなげる
医療学部 リハビリテーション学科/作業療法学専攻 2年
松浦千那未さん
新潟市立万代高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校生のとき、医療関係の仕事を調べる過程で作業療法士という職種を知り、身体だけでなく心も含めてサポートできる点にとても魅力を感じ、全ての人が自分の思うままに作業を行えるように支援したいと思い、作業療法士をめざすようになりました。また、「手指などの機能が回復したから作業ができるようになる」のではなく、「やりたい作業を通じて手指などの機能を回復する」という考え方に強く心を打たれました。
この大学を選んだ理由
作業療法学専攻は定員が20名と少人数で授業を受けられる点、また大学として地域と連携している点に魅力を感じました。少人数のメリットとして、講義でわからないところがあればすぐに教員に聞くことができます。地域との連携では村上大祭というお祭りや地元で開催されるトライアスロン大会へのボランティア参加など、村上の文化や歴史を学び、地域の方々と交流できる貴重な機会があります。学外の地域イベントに関わることで、大学卒業後の地域医療につなげることもできると思いました。
社会との関わり
作業療法を軸に医療の世界を学ぶ中で、高齢化社会が進んでいることを実感しました。特に認知症者の増加という点では、私が学ぶ作業療法にも深く関わってきます。作業療法士は病院だけでなく施設でも活動するため、生活習慣として地域に根付いている行為や動き、その人の身体が不調になる前に行っていた作業をリハビリに取り入れることも学びました。今後も地域ごとに求められる知識を身に付け、さまざまな場で活躍できる作業療法士になりたいと思います。