金沢学院大学/卒業後の進路
「目の前にいる子どもたちを笑顔に!」一番大切なことができる教員へ
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
中学時代の、ある先生との出会いが教員を志すきっかけでした。当時、学級委員としてどう行動すればよいのか悩んでいた私は、その先生がかけてくださった言葉で自信を取り戻し、今の自分を形成することができました。
また、授業中の先生の様子や面白い話をしてくださる姿を見て、私も「こんな風に教壇に立ちたい」という思いが芽生え、進路選択では金沢学院大学 教育学科への進学を決めました。
教育学科の先生は、学校現場の経験がある方が多く、具体的でリアルなエピソードをたくさん伺う中で、「教員になりたい」と強く思うようになりました。また、先生方が親身になって悩みや話を聞いてくださったので、不安なく進路を決めることができました。
キャリア選択のポイント
教育実習や大学の教職センターが手配してくださった学習支援ボランティアで、「先生」という立場で子どもたちと触れ合った経験が、教師への志をより強くしました。
特に、教育実習の最終日に子どもたちが開いてくれたお別れ会では、「先生がかけてくれた言葉がうれしかった」「先生のおかげで算数が好きになった」などと書かれた手紙をもらい、改めて教員という仕事の楽しさや喜びを深く感じました。
今後の夢・目標
私は将来、「先生について教える先生」になりたいと考えています。そのためには教育に関する深い知識を身に付けることはもちろんですが、まずは目の前にいる子どもたちを笑顔にすることが一番大切だと思っています。
学校現場では、子どもたちがたくさんの悩みや不安を抱えていることを実感しました。教員は、自らの行動によって、子どもたちによい影響を及ぼすことができます。そして、子どもたちへの声がけは、笑顔を引き出したり、一生忘れられない言葉として残ったりします。その責任を重く受け止め、まずは目の前にいる子どもたちを笑顔にできる教員をめざそうと思います。