しずおかりこうか

静岡理工科大学

私立大学 静岡県

静岡理工科大学/私のイチオシ

軽くて丈夫な新材料を開発し、産業用ロボット開発に貢献したい

顔写真
理工学部 機械工学科 4年 鈴木直人さん 静岡県・静岡北高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

中学生の頃から大学では機械工学を学び、将来は産業用ロボットを作りたいと考えていました。静岡理工科大学に入学後は材料力学に興味を持つようになり、コスト面や耐久性を考慮した新材料を作る研究室に入りました。材料に力が加わったとき、壊れないか、材料がどのように変形するか、などを日々研究しています。軽くて、安くて、丈夫な部品を開発することで、夢だったロボット開発に貢献したいと考えています。

この学問のココがおもしろい

材料力学的な観点から製品を改善

材料を研究する過程で、材料学をロボットや自動車以外にも幅広く活用できることに気づきました。私は卒業研究で、CFRP(炭素繊維強化樹脂)の紳士用ベルトのバックルを設計・試作し、評価を行っています。バックルに金属以外の素材を使用することで、空港の手荷物検査でブザーが鳴らないようにし、手続きをスムーズにすることが目的です。
製品は材料を変えると、引張強度や曲げ強度、せん断強度が異なってきます。材料力学的な観点から計算を行い、厚さや重さの改善に向けて試行錯誤しています。

キャンパスのお気に入りスポット

地域産業への貢献もこの施設の目的のひとつ

機械工学科がよく使う「やらまいか創造工学センター」が私のオススメです。自動車・ロボット・航空の分野の実験が可能な施設で、学内の授業や研究だけでなく、地域産業界との共同研究も行われています。
私はここでCADソフトを使用して、産業ロボットに取り付けるロボットハンドを設計し、3Dプリンタで作製しました。卒業研究でもCF(carbon fiber)フィラメントが積層できる3Dプリンタを使用して、設計した部品を造形しています。

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