静岡理工科大学/卒業後の進路
医療現場に必須の医薬品を開発・設計し、人々の健康に貢献したい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小さい時から理科の実験やハンドメイドが好きで、将来はモノづくりの道に進みたいと漠然と考えていました。その後、高校での化学の授業がきっかけとなり、医薬品や化粧品作りに関わりたいという明確な目標が生まれ、研究・開発職をめざして静岡理工科大学に進学しました。
物質生命科学科では、最先端の分析機器を使用した実験ができ、医薬品や化粧品への興味が増していきました。先生方からは研究の指導だけではなく、就職のアドバイスもいただけ、医薬品の開発設計職に内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
静岡理工科大学には、約30台の高性能分析・測定装置を有した「先端機器分析センター」があります。先端機器を実際に操作することができる環境で、私は実験に熱中し、学びを深めることができました。研究職や開発職で使用する機器も数多く備えられており、操作・分析方法を学生のうちから修得できるため、将来の目標へ着実に近づいている実感を持てます。
また、女子学生支援団体「リケジョカフェ」のリーダーを務めた経験も大きいと思います。団体のマネジメントやアイデア出しなど、仕事でも役に立つ経験ができたことが、就職活動時のアピールポイントになりました。
今後の夢・目標
内定をいただいた会社では、主に輸液製剤や透析製剤を開発・製造しています。人の命を守る医薬品会社は、多くの人の健康に貢献することができます。すべての医療現場で欠かせない輸液・透析医薬品事業に携われることに誇りを持ち、一日も早く一人前の開発設計者になりたいと思います。
製剤化や工程におけるデータ分析の技術・経験など、常に学ぶ姿勢を忘れずに、患者様にとって欠かすことのできない医薬品を作っていきたいです。