静岡理工科大学/志望理由
最新機器を自由に使用できる研究環境が魅力!

※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
小さい頃から生き物が好きで、生物に関する仕事をしたいと考えていました。高校の生物の授業で遺伝子について学んだことがきっかけで、生物系の分野に進む意欲がさらに強まりました。
現在は静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科で、主に有機化学や生物有機化学について学んでいます。特に天然物化学に興味があり、関連する研究室に所属しています。授業や研究を通して、化学と生物学の結びつきを深く理解することをめざしています。
この大学を選んだ理由
静岡県内で生物系の学びを深められる大学を探したところ、静岡理工科大学を知りました。進学先に選んだ理由は、第一に静岡県内で生物系と化学系の学びが充実していることです。特に私が興味を持っている天然物化学の分野の研究環境が整っており、専門的な知識を深められると感じました。大学内にある先端機器分析センターは最新の研究機器を学生が自由に使用でき、就職後も実際の研究に即したスキルを身に付けることができる点に魅力を感じました。
また、卒業後は静岡県内での就職を希望しているため、地元企業との強いつながりがある点にも惹かれました。社会で役立つスキルを身に付けるためにも、実践的な教育や企業との連携は重要なポイントになると考え、進学を決めました。
社会との関わり

私が所属する天然物化学研究室では、海藻やサンゴ、アメフラシなどから新しい「天然の化学物質」を見つけ、その形や働きを調べる研究をしています。例えば、ムラサキイガイやフジツボが漁網や漁船にくっついてしまうと、漁の効率が悪くなったり、漁船に問題が起きる可能性があります。私たちが見つけた新しい化学物質が、こうした生物の付着防止につながれば、漁業に関わる方々を助けることができます。
さらに、この研究はSDGs(持続可能な開発目標)に対応した防汚剤や農薬、化粧品、医薬品の開発にもつながる可能性を秘めています。私たちの研究の成果は、世の中の役に立つ新しい製品の開発につながると感じています。