聖隷クリストファー大学/志望理由

私が社会福祉分野に興味を持ったのは、高校生のときに虐待のニュースを見たことがきっかけです。身体的虐待や育児放棄によって、生まれて間もない赤ちゃんや就学前の幼い子どもが命を落とす事実を知り、子どもはどのような状況下であっても人から愛され、幸せを感じながら成長してほしいと強く願いました。さまざまな理由で離ればなれになった親と子どもがまた一緒に生活できるよう支援したいと思うようになり、社会福祉の道に進むことを決めました。

聖隷クリストファー大学社会福祉学部には、ソーシャルワークコース、介護福祉コース、福祉心理コースの3つのコースがあり、入学後にコースを選択します。キャリアプランに合わせたカリキュラムが用意されており、ソーシャルワークコースでは、社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験受験資格に加え、認定スクールソーシャルワーカーの資格を取得できるところに魅力を感じました。また、聖隷三方原病院の医師や聖隷グループのカウンセラーなど、就職後も多職種連携を行うさまざまな専門家の講座を受けられます。社会福祉以外にも多くの視点を学ぶことで、支援の引き出しを増やし、支援を必要とする人の気持ちに寄り添い、ケアする知識や技術が身に付くと感じました。

社会福祉と聞くと、自分たちの生活にどのような関わりがあるのか、関心を持つ方もいると思います。社会福祉は、児童・高齢者・障害者・低所得者などさまざまな分野で、人の一生に大きく関わっています。社会福祉を学んでいくうちに、児童分野の中でも就学前、就学後、発達、虐待など細かく分類され、それらが重なることで、さらに課題が顕在化することが分かりました。この大学では児童のみならず、社会福祉まで幅広く学ぶことができるので、これからの社会に必要不可欠な知識を得ることができます。