椙山女学園大学/私のイチオシ
デザインの知識も生かしながら、子どもたちの心を育む
教育学部 子ども発達学科/保育・初等教育専修 4年
笹野はな香さん
愛知県 椙山女学園高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
もともとはデザインに興味があり、椙山の生活科学部で知育玩具の研究をしていました。知育玩具を製作し、子どもたちに使い方などをレクチャーしていく中で楽しそうに遊ぶ姿に触れ、成長に寄り添いたいと思うようになりました。母と祖母が幼稚園教諭だったこともあり「幼稚園教諭」という新たな夢が生まれました。現在は、教育学部でフィンランドの保育環境を研究し、どのような保育や教育を行えば子どもが伸び伸びと成長していけるかについて考察しています。
この学問のココがおもしろい
教育学部の学びで、教えることの難しさを知りました。子どもたちがわかる言葉でどう伝えるかを考えるのは大変な作業ですが、伝え方ひとつで子どもたちの理解は大きく変化するので、その部分に深い興味も感じています。また、心理や発達を学びながら、子ども一人ひとりに合わせて「主体性」を生かす保育の手立てについても考えています。デザインを学んで得た想像を形にする力や視野の広さを生かして、先生としての引き出しを増やしていきたいです。
キャンパスのお気に入りスポット
ゼミの先生と話すだけではなく、仲間と卒業研究に没頭したり、パーティーをしたりするゼミ室と、制作のための環境が整い、卒業生の作品に触れられる造形の部屋もおすすめです。また、生活科学部の開放感あふれる研究スペースも好きな場所の一つです。学内に、楽しみながら話し合ったり、作品作りに没頭できる空間が多くあるのが椙山女学園大学のよいところだと思います。