椙山女学園大学/卒業後の進路
旅行者と違う視点を得た小笠原研修で将来の目標が明確に!

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか

家族で各地を旅行したり、父の転勤で海外に住んだりしていたので、非日常を味わう「旅行」は身近なものでした。また、接客業のアルバイトをしていた際に自分のサービスにお客さんが喜んでくれたことにやりがいを感じた経験から、高校生の頃には、この2つを組み合わせた「観光業」に携わりたいと考えるようになっていました。
文化情報学部*には、さまざまなアクティビティを通して世界自然遺産の小笠原諸島の魅力を体感する、独自の実地研修プログラム(通称:小笠原研修)があります。研修に参加し、自然保護と観光振興を両立させる「エコ・ツーリズム」の現場を観察し、学んだことで、旅行者とは違う新たな視点を得ることができました。
*2024年から情報社会学部現代社会学科に改編。
キャリア選択のポイント
キャリア支援課に通い、エントリーシートを添削してもらったり、面接での受け答えの相談にのってもらったりしました。何を書けばいいか、何を話せばいいかわからない状態からのスタートでしたが、丁寧な指導のおかげで、面接試験では自分の思いを伝えきれたと実感しています。
旅行会社に絞って応募し、内定をいただいた中から自分が一番納得できる会社を選ぼうと考えていました。最終的には面接での雰囲気や、福利厚生、経営方針などを吟味して入社を決めました。就職先では、旅行プランの提案から添乗、アフターフォローまでを一貫して担当します。早くから責任ある仕事を任せてもらえるところも入社の決め手になりました。
今後の夢・目標

現在は、「教育旅行事業」に取り組みたいと考えています。3年次の夏にゼミの仲間と研修で小笠原諸島に行きました。その時にみんなで感動を共有した時間は一生の思い出です。こんなにも楽しい旅ができたのは、気心知れた仲間とだったからかもしれません。そんな学生ならではの学びを深める旅行や、好奇心を刺激してくれる旅行を多くの人にも体験してほしいですし、届けたいと思っています。そのためにも十分にコミュニケーションをとったうえで、お客さんのニーズ以上のプランを提供ができるようになりたいです。責任感を強くし、妥協せずに、とことん取り組んでいきたいと考えています。将来的には「澤田さんに企画を任せたい!」と言ってもらえるように精進していきます。