大同大学/卒業後の進路
生活に便利な公共交通を研究し
暮らしやすいまちづくりをめざす
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
市民の暮らしに寄り添い、よりよいまちづくりがしたいと思っていたので、公務員を志望しました。市民の暮らしに密着し、近くで意見を聞きながら、暮らしやすいまちづくりをしたいと思っています。公務員をめざすうえで、大学の公務員講座を受講したり、先輩に体験談を聞いたり、教授にアドバイスをもらったりしながら対策をしました。普段の授業もあるので、筆記試験の対策は2年生のときからスタート。早めから対策をしていたので、小論文や面接の対策にも力を入れることができ、第一志望の市役所から内定をいただきました。
キャリア選択のポイント
私が土木職を選んだ理由は、土木がとても面白いと思ったからです。大学を決定する際も、土木に関することを学びたいと思って大同大学に進学を決めましたが、実際に学び始めてみると、想像していたよりも楽しく、面白いと思うことが多くありました。特に興味を持ったのは交通系です。さまざまな統計データを用いて分析をしていくことで、「どうすれば市民にとって使いやすい公共交通体系ができるのか」「どんな公共交通が必要か」などを明らかにすることができました。卒業研究でも公共交通に関する研究を行っており、就職してからも仕事に生かせたらいいなと思っています。
今後の夢・目標
自分が関わった公共交通体系を実現することで、少しでも市民の力になれればうれしいです。近年の日本では人口構造が変化しており、高齢者が多くなってきています。そのため、高齢者にとっても若者にとっても使いやすい公共交通の実現をめざしています。一度利用した人が「また使いたい」と思ってもらえるようなものを実現するのが目標。人口構造の変化にも対応でき、人々の生活が便利になるような公共交通を発展させ、暮らしやすいまちづくりをしてきたいと思っています。