日本福祉大学/先輩の学生生活体験記
利用者の満足度を高める+αの空間づくり
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
高校生の時にカフェ巡りや美術館巡りに夢中になった事で、商品や作品だけではなく空間づくりによって、来た人の満足度や魅力を高めることができると気づきました。この経験がきっかけで、建築に興味が湧き、学びたいと思うようになりました。
そこから建築を学べる大学を調べていくうちに、日本福祉大学を知りました。日本福祉大学は、建築を福祉の視点から学ぶことができ、今後に必要とされるバリアフリーデザインやユニバーサルデザインを特化して学ぶことで、社会に出た自分にとって大きな武器になるのではと考え、ここを選びました。
大学で頑張っている「学び」
ゼミの活動で「高齢者や障害者のバリアフリー環境」について学び、『建設予定の高齢者施設の内装提案プロジェクト』を行いました。
参加当初は、利用者の方の生活状況の知識や自分達が考えた提案をうまく伝えるための資料作りが不十分であった為、提案しても施設の方の共感を得ることができませんでした。そこで、改めて利用者の方々のどんな点に考慮して進めていくのかを再確認し、自分が提案される立場になって考え、想像しやすい資料作りを意識してプロジェクトメンバーと進めていきました。
また、これまでの改善点だけではなく、よりいい提案をする為に、求められているものに対して+αのものを考え、伝えるように心掛けたことで、施設の方にも「この考えは思いつかなくていい提案を貰ったよ」とお言葉を頂くことができました。
この経験を通じて、当事者意識を持って物事に取り組む姿勢や、「自ら行動を起こすこと」の重要性を学ぶことができたと思います。
後輩へのアドバイス
健康科学部福祉工学科建築バリアフリー専修は人数が少ない為、先生方との距離感が近く、とても手厚い指導を受けることができます。
また、建築と福祉の両方の面から学ぶことができるので強みも2倍になります。
建築バリアフリー専修はどの学年も男女ともに仲がいいところもすてきです!
社会課題解決に挑む次世代育成のため、生まれ変わる
「ふつうのくらしのしあわせ」=「ふくし」を追求し続ける大学として、研究・教育環境づくりを行ってきた日本福祉大学。新たな「ふくし」を創造するため、社会福祉学部が2025年4月には「総合政策専修」「現代社会専修」の2専修に刷新。資格取得はもちろん、学生一人ひとりにあわせた様々なキャリアプランを実現するためのプログラム群が設置されます。さらに2027年には現在の美浜キャンパスから東海キャンパスへ移転予定。新校舎を活用した最先端の研究や、他学部・地域との連携による学びの広がりを実現します。最寄り駅である太田川駅は名鉄名古屋駅から最短17分と、利便性の高い立地で学ぶことができます。
そして2025年4月、時代のニーズに応える工学教育をさらに推進するため、工学部(仮称・設置構想中)を開設します(予定)。情報工学、建築学を両輪に、人々の健やかな生活に貢献できる情報システム・AIの開発、住環境・生活空間づくりができる技術者を育成していきます。
※設置構想中のため掲載内容は予定であり、変更になる場合があります。