日本福祉大学/先輩の学生生活体験記
特別支援学校の教員として地元富山に貢献する
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
高校では部活動の野球に熱中していました。高校3年の夏、学力での進学が厳しいと感じていたときに、本学硬式野球部のスカウトの方から推薦の話をいただきました。硬式野球部では「学生コーチ」として入部することが条件でしたが、新設のスポーツ科学部で中高保体の免許取得ができることと、学生コーチの経験は将来指導者をめざすにあたり貴重な経験になると考え、日本福祉大学に進学を決めました。
大学で頑張っている「学び」
大学で小学校の「放課後インクルーシブ運動教室」に 20 回参加したことで、特別支援学校の教員になりたい思いがより強くなりました。教材づくりをはじめとする準備や、子どもと一緒に授業を作っていく中で、「子どもの動きを引き出す教材づくり」と「関わりを通した関係づくり」の重要性を学びました。教材づくりでは、体育が苦手な子どもでも、劣等感を感じないように、子ども自ら、操作する楽しさや手応えを味わえる教材が求められました。実際、子どもたちのできる事に差がありましたが、子どもそれぞれの「できる動き」を繋げることで、体育特有の身体でのコミュニケーションや、身体操作による爽快感・達成感・充実感を共有できました。このような「わかる・できる」楽しむ授業が「誰一人取り残さない」取り組みに繋がると考えます。
後輩へのアドバイス
スポーツ科学部では「スポーツを360度科学する」をテーマに挙げています。私自身、様々な見方・考え方に触れ、学んだことで、これまでのスポーツ観や体育観が大きく変わりました。また、高校までのスポーツとの関わり方はほんの一部にすぎないと感じました。
ふくしの視点に立ってスポーツを捉え直すことができるのも日本福祉大学スポーツ科学部の特徴だと考えます。ぜひ「ふくしマインド」をもって、スポーツともかかわってみませんか?
社会課題解決に挑む次世代育成のため、生まれ変わる
「ふつうのくらしのしあわせ」=「ふくし」を追求し続ける大学として、研究・教育環境づくりを行ってきた日本福祉大学。新たな「ふくし」を創造するため、社会福祉学部が2025年4月には「総合政策専修」「現代社会専修」の2専修に刷新。資格取得はもちろん、学生一人ひとりにあわせた様々なキャリアプランを実現するためのプログラム群が設置されます。さらに2027年には現在の美浜キャンパスから東海キャンパスへ移転予定。新校舎を活用した最先端の研究や、他学部・地域との連携による学びの広がりを実現します。最寄り駅である太田川駅は名鉄名古屋駅から最短17分と、利便性の高い立地で学ぶことができます。
そして2025年4月、時代のニーズに応える工学教育をさらに推進するため、工学部(仮称・設置構想中)を開設します(予定)。情報工学、建築学を両輪に、人々の健やかな生活に貢献できる情報システム・AIの開発、住環境・生活空間づくりができる技術者を育成していきます。
※設置構想中のため掲載内容は予定であり、変更になる場合があります。