愛知工科大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
機械システム工学科(75名)
電子ロボット工学科(65名)
情報メディア学科(85名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●エンジニアの「総合力」「実践力」、モノづくりの「設計力」「製作力」が身に付く「AUT教育」
●モノづくり王国「愛知・三河」で、実践的なモノづくりを学ぶ
●学科横断型の「IoT・AI エンジニアリングコース」で、次世代のモノづくりを担うエンジニアをめざす
モノづくりの基礎から応用までを実践的に学び、モノづくりのスペシャリストをめざす。
【学生数】
628人(2024年5月現在)
【専任教員数】
45人(2024年5月現在)
【大学院】
工学研究科システム工学専攻 博士前期課程/博士後期課程
機械システム工学科
【講義・学問分野】
機械設計、CAD設計、自動車工学、エンジン工学、次世代エネルギー、メカトロニクス、工業力学、材料力学、熱力学、機械力学、流体力学、機械加工学、表面工学、制御工学、プログラミング、電気回路
電子ロボット工学科
【講義・学問分野】
電気工学、電子工学、電気・電子回路、コンピュータネットワーク、プログラミング、マイクロコンピュータ、制御工学、メカトロニクス、人工知能、航空宇宙工学、CAD設計、ロボット設計、福祉介護ロボット
情報メディア学科
【講義・学問分野】
プログラミング言語、プログラミング、データベース、ネットワーク、ソフトウェア工学、アプリ開発、Webシステム、Webデザイン、デジタルコンテンツ、画像・音声情報処理、情報セキュリティ、CG制作、映像制作
学部の特色
エンジニアの「総合力」「実践力」、モノづくりの「設計力」「製作力」が身に付く「AUT教育」
「AUT教育」とは、教育目標である「自立と夢の実現」をめざす本学独自の教育法です。
その根幹は、学生一人ひとりの学びの主体性にあります。多くの授業で協同学習や課題解決型学習といったアクティブラーニングを導入し、「意欲」「人間性」「能力」をバランスよく向上。エンジニアとしての「総合力」とそれを生かす「実践力」を養います。そこに各学科の専門教育を通してモノづくりのための「設計力」と「製作力」を体系的に修得します。
モノづくり王国「愛知・三河」で、実践的なモノづくりを学ぶ
モノづくり王国といわれる愛知県。本学は、その東部「三河地区」にあります。自動車産業を筆頭に、さまざまな業種で国内No.1を誇る企業が集積する、日本のモノづくりの要ともいえる地域です。その地の利を生かし、大学周辺企業と連携した教育により、実際に企業でモノづくりを体験する「実践的技術者教育」を行い、地元企業と一体となって、社会に有用なエンジニアを育成しています。1~3年次にはそれぞれインターンシップを実施し、現場を肌で感じることのできる学びを提供しています。
学科横断型の「IoT・AI エンジニアリングコース」で、次世代のモノづくりを担うエンジニアをめざす
IoT・AI時代のモノづくり人材を育成するため、従来の学科とは別に「IoT・AI エンジニアリングコース」を設置しています。各学科にもIoT・AIに関連した科目がありますが、より体系的に専門知識・技術を学ぶために、コース専用科目をプラスした学科横断型の特別選抜コース教育となります。2年後期から、それまでの成績と意欲に基づいて各学科から5名を選抜。IoTのコア技術となるデジタル化技術、ネットワーク化技術、IoTとAI双方のコア技術となるデータ活用技術の3つの技術を身に付け、モノづくりの世界に新たな価値を創造できるエンジニアを育成します。
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学べること
機械システム工学科

モノづくり技術とシステム設計技術を実践的に学ぶ
モノづくりの基幹テクノロジーである機械工学の基礎から応用までを段階的に学びます。さらに実験・実習を多く取り入れた実践型カリキュラムにより、モノづくりの専門知識・技術を楽しみながら修得。loT時代を迎え、インテリジェント化する機械に対応できる創造力と実践力を兼ね備えたエンジニアをめざします。
【授業・講義】
段階的、体系的に専門知識・技術を身に付ける
学びの流れ
●1年次:工学教育に必要な基礎を学ぶ
数学、物理などの工学教育に必要な基礎学力を確実に修得します。また、モノづくりに欠かせない製図・設計技術やプログラミングの基礎教育もスタート。機械工学を学ぶために必要な土台を形成します。
●2年次:モノづくりの基本を学ぶ
機械工学の4力学(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)を学びます。また、プロジェクト型の実習を通してCADによる設計技術や工作機械を使った加工技術、ロボット教材を使ったプログラミング技術など、モノづくりの基本を体感しながら学びます。
●3年次:モノづくりの専門領域を学ぶ
3DCADによる設計技術や制御システムの構築に必要なプログラミング技術、「Rasperry Pi」を使ったloT実験など、実践的な実験を通して工学的な応用技術を修得。モノづくり技術とエンジニアとしての実践力を向上させます。
●4年次:集大成となる卒業研究
4年間の大学教育の集大成として、研究所に所属し、卒業研究に取り組みます。
主な研究キーワード/空力設計、自動運転、カーボンニュートラル、クリーンエネルギー発電、ナノテクノロジー
電子ロボット工学科

社会に新しい価値を創出する、AI、電気電子、機械の総合技術を学ぶ
情報、電気電子、機械の知識・技術を体系的に学び、それらを融合させた総合技術への理解を深めます。そのうえで設計や制御、組み込み技術などの技術を修得。人工知能を搭載したロボットや医療・福祉分野で活躍するロボット、省エネ型の制御システム設計など、広く社会や産業界で活躍できるエンジニアを育成します。
【授業・講義】
これからの製造業を支える学び
学びの流れ
●1年次:工学教育に必要な基礎を学ぶ
数学や物理などの工学教育に必要な基礎学力と専門分野を学ぶための導入として、電気電子工学、機械工学、コンピュータの基礎概念を学びます。
●2年次:総合技術への理解を深める
組み込みマイコン(Auduino、Rasperry Pi)を使ったプログラミング技術や回路設計、競技用ロボット製作を通したマイコン制御学習、デジタル回路実験など、AI、電気電子、機械が融合した総合技術への理解を深めます。
●3年次:ロボット技術の専門領域を学ぶ
3DCADによる設計やシミュレーション、システム制御に必要なPLC(Programmable Logic Controller)、プログラミング技術など、電子制御やロボットの幅広い専門領域を学ぶさまざまな演習・実習を行います。
●4年次:集大成となる卒業研究
4年間の大学教育の集大成として、研究室に所属し、卒業研究に取り組みます。
主な研究キーワード/手術支援ロボット、リハビリロボット、スポーツロボティクス、マイクロロボット、超小型人工衛星
情報メディア学科

IoT・AI時代に求められるコンピュータ技術を学ぶ
プログラミングやネットワークなどの情報システム技術からデータサイエンスやAI技術、CG、映像などのデジタルコンテンツ技術まで、幅広いコンピュータ技術を学びます。プロジェクト型の実践型授業を多く組み込み、コンピュータによる設計力と製作力を修得。幅広い産業で活躍できるコンピュータエンジニアを育成します。
【授業・講義】
演習・実習を多く取り入れた実践教育を展開
学びの流れ
●1年次:専門領域を学ぶための基礎を修得
数学や物理などの工学教育に必要な基礎学力を確実に修得します。さらにコンピュータシステムとメディアデザインの基礎教育、プログラミング教育もスタート。専門領域を学ぶための基礎をしっかり身に付けます。
●2年次:コンピュータの基礎知識・技術を学ぶ
C言語やJava、Pythonなど、さまざまな言語を使ったプログラミング教育を中心にWebシステムやデータベース、マイコンなどについて学びます。また、CG制作や映像制作などのデジタルコンテンツ制作手法についても学びます。
●3年次:アプリ開発やAI技術などの専門領域を学ぶ
スマートフォンやPC、Web用のオリジナルアプリの制作や産官学連携の映像制作プロジェクト、データサイエンス、AI技術など、グループワークを中心とした実践的実習により、コンピュータの幅広い専門領域を学びます。
●4年次:集大成となる卒業研究
4年間の大学教育の集大成として、研究室に所属し、卒業研究に取り組みます。
主な研究キーワード/音声対話システム、プロジェクションマッピング、VRコンテンツ、3Dモデリング、自動運転
アドミッションポリシー
求める人物像
●機械システム工学科
1. 自動車など便利な機械の設計開発や製造分野についての学習意欲と基礎学力のある人を求めます。
2. 機械の仕組みやメカニズムを観察したり作動原理を考えたりすることに興味があり、機械技術者に成長したいという意欲のある人を求めます。
3. 将来、モノづくり分野で協同して作業するために必要な能力をバランスよく向上させたいという意欲のある人を求めます。
●電子ロボット工学科
1. 自立と夢の実現を目指す本学の教育方針に向けて、自らの得意とする専門分野での能力を伸ばしたいという意欲を持ち、そのための基礎学力のある人を求めます。
2. 将来、広く国内外で活躍しようとする熱意と意欲を持ち、またそれを支える優れた人間性を兼ね備えた人を求めます。
3. 電子制御分野やロボット工学分野について学び、モノづくりを通して社会に貢献したいと意欲をもっている人を求めます。
●情報メディア学科
1. プログラミング、ネットワーク、情報システム開発など情報通信工学の分野、あるいはコンピュータを用いたデジタルコンテンツ制作技術の分野について学び自分を成長させたいという夢を持つ人を求めます。
2. 本学のAUT教育法に基づき自らを成長させたいという意欲を持つ人、そのための基礎学力のある人を幅広く求めます。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
愛知県蒲郡市西迫町馬乗50-2
入試広報センター
TEL.(0533)68-1135
【URL】
工学部の主な就職先
【メーカー】
(株)アーレスティ、アイシン辰栄(株)、アイホン(株)、旭精機(株)、エイベックス(株)、衣浦部品工業(株)、(株)コデラダイナックス、三恵(株)、(株)三龍社、(株)シーディアイ、(株)ジェイテクトフルードパワーシステム、新日工業(株) …ほか