星城大学/私のイチオシ
人体構造の緻密さ複雑さに感動を覚え、学ぶことの面白さを実感
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
中学生の頃からスポーツに打ち込んでおり、よく接骨院のお世話になっていました。いつも痛めた筋肉について具体的に説明してくれる整体の先生は、あるとき私に「理学療法士」という職業があることを教えてくれました。スポーツを続けるためには、けがをしない体をつくることが大切で、それはスポーツをしていない普段の生活と深い関係があります。また、実際に松葉杖や装具を使って学校生活を送るクラスメイトの姿を見たときには、けがをすると日常生活にも支障をきたすということを実感しました。このような経験から「患者さんの日常を取り戻す仕事に携わりたい」と考え、体のことを深く知り患者さんをサポートする、リハビリのスペシャリストともいえる理学療法士に興味を持ちました。
この学問のココがおもしろい
筋肉や骨のひとつひとつに着目してみると、自分たちが何気なく使っている体は、画期的な運動を繰り返し行っていることがわかります。また、神経学的な知識を加えてみると、人間の体は緻密に計算された構造になっており、その複雑さに感動を覚えることがあります。普段はなかなか踏み込むことのないミクロの世界から人体の構造を知ると、身に付けてきた知識を日々の生活からも垣間見ることができ、学ぶことの面白さを感じています。
キャンパスのお気に入りスポット
講義室には、実際にリハビリで使われる設備が整っています。その設備を使いながら講義が行われるので、より深く学べることに魅力を感じています。また、さまざまな精密機器も備わっており、1年次から研究に携わることができます。そのほか、リハビリテーション学部には「アドバイザーミーティング制度」があり、先輩や後輩、教員と学生との交流が盛んです。困りごとがあったときは相談に乗ってくれる先輩がたくさんいますし、先生方との関係も、より親密になります。