名古屋国際工科専門職大学/卒業後の進路
大学で得た学びがそのまま社会や企業で活かせる実践スキルに
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
2021年4月新設の大学で卒業生がいないため、ここでは私から大学の特長やキャリアサポートについて紹介します。
1年次には、情報工学科・デジタルエンタテインメント学科ともに基礎的な知識・技術を修得し、2年次から、より専門性の高い学びのためコース選択をします。2年次以降は実習科目が中心となり、企業内実習やコンテンツ制作、システム開発の実習など実社会で必要な技術や思考を身につけることができるカリキュラムを設置しています。
また、本学は学生と教員の距離が近いことが特長で、科目担当教員とは別に担任教員や研究指導教員が学生をサポートします。さらにキャリアサポートセンターの専門担当者もいるので、授業内容だけでなく、進路についても相談をしやすい環境が整っています。
キャリアサポートセンターでは、個別面談や面接指導などを実施するほか、学生一人ひとりの進路相談に対応をしています。キャリアプログラムとして外部講師による特別講義なども開講し、学生のキャリア選択・実現の可能性を広げるための取り組みを数多く実施しています。
キャリア選択のポイント
本学で得た学びは、そのまま社会や企業で活かせる実践スキルになります。4年間で大きく成長し、専門知識と技術、ビジネス力を備えた即戦力人材として社会での活躍が期待されます。
教授陣の6割以上は企業出身の業界のプロフェッショナルです。私自身もNTT研究所で、Webデータベース連携エンジンとそれによる日本初の検索エンジンNTT Directoryを開発し、住民基本台帳カードのICカード基盤システムの実用化を図りました。NTTデータ初代フェロー、その後名古屋大学教授を歴任し、現在は経済産業省のDX推進に携わってきた経験を学生たちに伝えています。
また本学は少人数教育のため、理系出身の学生はもちろん、文系出身でも安心して学べる環境です。実際に文系出身の学生も多数入学して、AI、IoT、ロボット、ゲーム、CGなど各コースそれぞれの目標に向かって学んでいます。
「企業や社会をよりよくするために何をしていきたいか、どう活躍できるか。」
就職が目的ではなく、その先自分がどうなりたいかを大切に、キャリア選択をしてください。
今後の夢・目標
昨今はあらゆる業界・企業において、DX(AIやIoTをはじめとするデジタル技術を浸透させ、社会をよりよいものへと変革する)が推進されていく中で、その中心として活躍が期待されるのは、デジタル技術とビジネススキルを持った「DX推進人材」です。本学では、経済産業省が“DX推進スキル標準”として示すサイバーセキュリティ、ビジネスアーキテクチャなどを体系的に学ぶことができ、探究心、発想力、課題解決力、デザイン思考、コミュニケーション能力など合わせ持つ、これからの社会で活躍できる人材を育成します。
「情報工学科」であればビッグデータやAI、IoT、ロボット技術を活用して便利で快適な社会をつくっていくエンジニアやDX・ITコンサルタントに、「デジタルエンタテインメント学科」であればデジタルコンテンツ制作技術とビジネスを理解してグローバルスタンダードのコンテンツを生み出せるクリエイターに成長していけます。
IT・ソフトウェア業界、ゲーム・エンターテインメント業界はもちろん、例えば、流通×デジタル、金融×デジタル、製造業×デジタル、医療×デジタル、農業×デジタル、教育×デジタルなど、デジタル人材はあらゆる業界で必要とされており、活躍できるフィールドは無限大です。