鈴鹿医療科学大学/私のイチオシ

実習先のクリニックで先生がおっしゃった「患者さまにとっての安全地帯をつくりたい」という言葉に感銘を受け、私も丁寧でフランクな問診や雰囲気つくりを大切にできる鍼灸師になりたいと思いました。私自身、初めて鍼を剌されたときの緊張は今でも忘れられません。患者さまも同じような気持ちで治療に来られるはずなので、私も人を支える医療従事者として常に患者さまと同じ目線に立っていられるよう、これからも恐怖心や緊張感を忘れてはいけないと強く思いました。鍼灸に関する専門知識・技術の修得はもちろんのこと、患者さまを癒すことのできる鍼灸師をめざし、これからも鈴鹿医療科学大学で意欲的に学び、夢を叶えたいと思います。

2年次の選択科目「慢性疼痛で学ぶチーム医療」は、刺激を受ける場面が満載で面白いと思います。ワークショップ型の集中授業で、三重大学の医学部医学科・看護学科の学生と合同で行われるのですが、自分では気が付かない視点や知識など、新しい発見がいくつもありました。中でも学科・大学混合のグループワークで、専攻分野によってさまざまなアプローチ方法や考え方があることがわかり、視野が広がったことがとても印象に残っています。また、学科の実習では学生同士で施術の練習をするのですが、正直な感想が言い合えるので、フィードバックを受けて修正・改善していきどんどん上達することができると思います。

「鍼灸治療センター」です。大学内にある施設なので、2年次から4年次の長期間にわたって実習ができます。一般の患者さまへの問診や治療補助を行うことで、講義で学んだ知識を確認しながら実践することができます。