鈴鹿医療科学大学/卒業後の進路

けがをした際に初めて自分のレントゲン画像を見て、「なぜ身体の中を見ることができるのか」と疑問に思っことをきっかけに、診療放射線技師に興味を持ちました。臨床実習では、実際に患者様が回復する姿や、医療の進歩に貢献し続ける医療従事者の姿を見て感銘を受け、「この職業をめざしてよかった」と実感することができました。就職活動では、先生方や友人、就職キャリア支援担当の方々から、履歴書の添削や面接練習などのサポートを受け、その成果として第一志望の病院から内定をいただくことができました。

入学時から「出身地の長野県に恩返しをしたい」という気持ちがありました。また、大学の勉強では医療の進歩に触れることができ、新しい機械や治療方法の可能性に感銘を受けました。そして臨床実習では、職員一人ひとりが研究や専門資格の取得に取り組みながら、先進的医療への探究心を持ち、既存の技術に慢心しない姿に魅了されました。「将来も、この分野の発展を追い続けたい」という思いが芽生えるとともに、こうした思いや経験が就職先を選ぶうえでの決め手になり、最先端の医療と研究に携わり、より高度な医療を提供できる大学病院への就職をめざしました。

就職後は、臨床業務に加え、勉強会や研究にも取り組み、常に新しい知識を取り入れていきたいと考えています。また、興味のある分野については専門資格の取得に挑戦して知識を深め、若手教育や先進的な医療に貢献できるよう、自身の知識を積極的に発信していくつもりです。そして、大学進学を支えてくれた両親に対し、自身の成功や感謝の気持ちを具現化して恩返しをするとともに、ふたりを幸せにすることが私の夢です。