京都芸術大学/私のイチオシ
限られた範囲でさまざまな技術や考えを生かすデザインが面白い
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
美術自体には長く興味を持っていたのですが、情報デザイン学科に入学したいと決めたのは高校生の時です。小さい頃から絵を描くことが好きで、ずっと描いていましたが、大学ではイラストを描きたいのか、デザインをしたいのか、はたまたファインアートを学びたいのかずっと悩んでいました。そんな時「グラフィックデザイン」に出合い、限られたサイズの中で最大限魅力を発揮させるデザインの面白さを知り、情報デザイン学科への進学を決めました。
この学問のココが面白い!
私が大学で学んでいる「デザイン」には、届ける相手のことを考えた目線が必要です。しかし、実際に誰かと協働する上で大切なのはそれだけではありません。
私は1年生の時に「マンデイプロジェクト」という授業を履修しました。全学科の垣根を越えて40人1クラスが作られ、毎週月曜日に様々な制作にチャレンジし、最後に集大成として2週間という短い期間で巨大なねぶた制作を完成させるという授業です。
普段学んでいる事が違う大勢の学生が一緒に制作するため、様々な意見が飛び交うし、それぞれの得意なことも違いました。工程管理をする人や、技術面でみんなをサポートする人。私は、普段の学んでいるデザインの考え方を用いて、ねぶたのデザインをチームと行いました。
完成したねぶたは、大学内に展示され「このクラスのねぶたが一番印象的だった」と見た人から感想をいただくことが出来ました。様々な得意が集まったからこそ、形になったねぶた制作。色々な技術や考え方を活かすことができる芸術を、わたしはとても面白いと感じています。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りの場所は、松麟館という校舎の屋上にある展望スペースです。見晴らしがよく、五山の送り火の点灯場所も見ることができる貴重なスポットです。階段が多いので行くのは結構大変ですが、その分感動があるので定期的に行っています。夜は通路がライトアップされて、昼とはまた違った雰囲気なので、いつ行ってもオススメです。大学が山の斜面に沿って建っている特権な気がします(笑)オープンキャンパスに来たら是非行ってみて下さい!