花園大学/文学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
仏教学科(35名)
日本史学科(65名)
日本文学科(60名)日本文学コース、書道コース
所在地
1~4年:京都
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●坐禅や文献を通してこころをみつめる
●歴史の舞台、平安京の上で学ぶ
●一生の力になる国語力を磨く
【学生数】
608人(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
20人(2022年5月1日現在)
【大学院】
文学研究科/仏教学専攻(修士・博士後期課程)、日本史学専攻(修士課程)、国文学専攻(修士課程)
仏教学科
【講義・学問分野】
現代仏教、禅文化、社会貢献 など
日本史学科
【講義・学問分野】
文献史学、戦国時代、幕末史・明治維新、戦争・軍事史 など
日本文学科日本文学コース、書道コース
【講義・学問分野】
古典、近現代の文学、日本語学、マンガ、実技、創作、書の歴史・理論 など
学部の特色

坐禅や文献を通してこころをみつめる

仏教と臨済禅に関する文献研究と実践の学修を通じ、高い見識を持つ僧侶や仏教の叡智を実社会に生かせる人材を育てる仏教学科。仏教が多角的に研究できる領域のバリエーションを持ち、視野や知識、人脈を広げていきます。

歴史の舞台、平安京の上で学ぶ

古代から近現代にいたる各時代と幅広い分野から個々の興味にあわせて学ぶ日本史学科。日本史の主要舞台である京都で、歴史を肌で感じながら学べるのも魅力です。

一生の力になる国語力を磨く

上代から現代までのおよそ1400年にわたる日本の文学、日本語学、マンガなどの現代文化まで、日本の言語文化を幅広く学び、専門的な知識を身に付ける日本文学科。確かな国語力で活躍できる人をめざします。また、書道コースでは、第一線で活躍する書道家たちから書を学び、書道の実技と理論を支柱に修得し、「書」を次代に受け継ぐ人材を育成します。
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学べること
仏教学科
坐禅や文献を通してこころをみつめる
●現代人の悩みに寄り添う力を養う
坐禅をはじめとする禅の実践を通じて自身の“こころ”と向きあうとともに、先達が記した文献を読み解くことでその智慧を学び、仏教によって現代人の迷いや多様な悩みに寄り添い、支える力を養います。僧侶をめざす人にとってだけでなく、現代社会において心豊かに生きていくための学びにもなります。
●禅を文化・芸術・学問として学ぶ
禅は茶道や華道といった日本の文化、水墨画をはじめとする日本の芸術に多大な影響をあたえています。また、哲学などの見地から禅を研究する動きは世界的にも広がっています。こうした観点から禅を学べるのも花園大学 仏教学科の特色です。「ZEN is Cool」と捉える海外の人たちと交流する機会も増えています。
●仏教をグローカルに実践していく
妙心寺派の禅寺に生まれ、将来僧侶をめざしている学生にとっても、また僧籍を取得しない学生にとっても、大学での4年間に見識・見聞を広げておくことはとても重要です。仏教学科では、禅のグローカル(Global+Local)な実践に向けて、外国語を学ぶとともに、海外での フィールドワークも可能にしています。
日本史学科
歴史の舞台、平安京の上で学ぶ
●日本史の各時代・各分野を網羅
古代から中世・近世・近現代にいたるすべての時代史はもちろん、幅広い分野で学べる科目があり、それぞれの時代に専任の教員が揃っているため手厚い指導を受けることができます。学生自身の興味にあわせて研究対象を選び、テーマを掘り下げていきます。
●日本史の主要な舞台、京都で学ぶ
花園大学はかつての平安京の内側、洛中にあるため、日常的に京都の史跡を訪ね、フィールドワークを行うことができます。1200余年の歴史の舞台となった“現場”に立ち、日本史を肌で感じながら学ぶ価値ある4年間を過ごすことができます。
●学科を超えた学びで、プラスアルファの力を
「学部・学科横断型学修プログラム」で、他学部・他学科が提供する科目を履修することが可能です。自分の専門の学修に加え、学びをより広く、幅広いものとし、多面的な能力・スキルを身に付けることができます。
日本文学科
いまだからこそ学ぶ、日本の文学とことば。一生の力になる国語力を磨く
【日本文学コース】
●古典文学からマンガまで幅広く
日本文学科で学べる分野は日本文学、日本語学、現代文化の3分野。文学は上代(奈良)から近現代までのさまざまな文学作品、日本語学は日本語の歴史や音韻・文法など、現代のさまざまな表現に注目する現代文化分野では主にマンガを扱います。日本の言語文化を幅広くカバーしているため、学生の興味関心に合わせて学びを深めることができます。
●文学の舞台、京都で学ぶ
花園大学はさまざまな文学作品や歴史の舞台となった平安京の中にあります。普段からフィールドワークができる環境にあり、作品の舞台を訪ねる授業もあります。葵祭などの伝統行事や能や狂言などの伝統芸能に触れることができるのも京都ならでは。歴史や文化にじかに触れることで、本物の知識と深い見識が身に付きます。
●学んだ力を社会で生かす
日本の文学やことばを学ぶ中で身に付く力は、論理的な思考力や表現力、想像力、課題解決能力など、さまざまな職種で求められる能力です。そのため、卒業後は教育、福祉、IT、事務・営業、販売、金融、公務員など就職先は幅広く、多彩な選択肢があります。
【書道コース】
●第一線で活躍する教員が実技指導
篆・隷・楷・行・草・仮名から篆刻にいたるまで、豊富で多彩な実習授業が用意されています。指導にあたるのは書家として第一線で活躍する教員を中心に、各専門分野において実績のある講師陣。あなたの得意分野をさらにのばし、苦手分野を克服して卒業制作へつなげるための手助けをします。1学年15人という少人数制ですので、ゆったりとした空間で“書の学び”を追求することができます。
●技能とともに深い知識も身に付ける
「書く」ことの技能を高めるとともに、書道に関する幅広い知識を身に付けることも本コースの目標です。「書とはどのような芸術なのか?」を考えるためには、その歴史や理論を学ぶことも必要になります。本コースでは、中国や日本の書道史、理論を学び、数多くの古典作品にふれあうことで鑑賞力を養い、さまざまな観点から書の魅力を言葉で表現する力を育てます。これらは書道の教員をめざすうえでも重要な学びです。
●書道の魅力を伝える力を育てる
4年次には、実技の集大成として卒業制作に取り組み、作品は年度末に開催する卒業制作展で公開します。また3、4年次の書道演習では、それぞれが選んだテーマをもとに研究発表を行い、それをレポートにまとめます。自らが見出した書道の魅力を作品と言語で表現できるようになることが目標です。学生が自由に使える共同研究室には、図録、字書、辞典、研究書などが数多く配備されており、作品制作やレポート作成などに役立ちます。