大阪医科薬科大学/志望理由
多様な国籍の患者さんに頼ってもらえる薬剤師をめざす
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が薬学部に進もうと思ったのは、祖母がガンを患ったことがきっかけです。
高校生だった私は部活動が忙しくてあまり祖母の看病はできず、実際に薬剤師さんとお話する機会はありませんでした。しかし、病院で薬の説明を受けた母が、「よくわからない」と困惑している姿を見て、「私が薬に関する知識を身につけたら、将来、家族も安心だろうな」と思い、薬剤師をめざすようになりました。
この大学を選んだ理由
単科大学だった大阪薬科大学が、受験年の2021年春から、医学部・看護学部・薬学部の3学部を有する大阪医科薬科大学になることを知りました。医療人に必要とされている「多職種連携」について深く学びたいと思っていた私は、ここならより実践的にスキルを磨けると考え、進学を決めました。
医学部・看護学部と合同で行う授業では、活発なディスカッションが行われたり、交換留学生との交流があったりと、さまざまな刺激を受けています。また、所属している学友会執行部や大学の行事を通して、医学部、看護学部の友人もでき、薬学部で学ぶこと以外の医療情報や考え方を知ることもできました。
将来の展望
薬剤師国家試験合格をめざすのはもちろんですが、国際化が進んでいる現代社会を見据え、卒業までに医療通訳の資格を取得したいと考えています。
昨年の夏に大学の海外語学留学プログラムでカナダのバンクーバーに行った際、医療通訳の方の話をお聞きし、医療英語は難しく、言語の壁があることで困っている患者さんが多くいることを知りました。大阪医科薬科大学ではさまざまな海外留学プログラムが企画されているので、これらに積極的に参加して異文化への理解を深め、将来、多様な国籍の患者さんにも頼ってもらえるような薬剤師になりたいと思っています。