関西医科大学/志望理由

私が医師をめざすきっかけとなったのは、小学生のとき、原因不明の腎臓病で入院した際にお世話になった病院の先生との出会いです。
病気の内容や治療方針などをわかりやすく説明してくれ、私だけでなく患者さん一人ひとりに真摯に向き合い治療にあたっている主治医の先生に憧れ、自分も「病気に苦しむ患者さんを元気にし、元の生活を取り戻せるよう力を尽くせる存在になりたい」と感じました。

関西医科大学は、学生と教員との双方向講義など、学生が主体的に学べるカリキュラムが充実しています。附属病院をはじめ医療関連施設が多くあり、医学部6年間にわたって高度先進医療から地域医療まで幅広い学びを経験できる点に魅力を感じました。
入学後、意欲のある学生は臨床だけでなく、「研究マインド育成プログラム・研究医養成コース」に所属して研究活動に参加できます。このように興味のある分野の知識をさらに深めたり、高度な思考力を養ったりできる環境もよかったと感じています。

今後の医療では臨床・研究両方において、人工知能をはじめとするさまざまな科学技術の導入が予想されるため、今、プログラミングの学習を進めています。クリニカルクラークシップ（診療参加型臨床実習）や研究活動で忙しい中、時間を捻出するのは大変ですが、医療技術の発展は患者さんの幸せにつながると信じ、がんばりたいと思います。
私は脳神経外科を志望しており、将来関わることが予想される診療科の中でも、特に放射線科や病理の実習に興味があります。患者さんの命を救う最善の治療には正しい診断が必要なので、画像診断や病理診断に関する知識を深め、さらに机上の知識ではなく実際に役立つスキルとなるよう、経験を積んでいきたいと考えています。