兵庫医科大学/私のイチオシ
薬による副作用の軽減をめざし研究中

※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
皆さんは「薬剤師」の仕事を知っていますか?薬剤師は主に薬局や病院などで働く医療従事者の一人です。そして、医療機関で働く薬剤師は、薬を安全に患者さんに提供する仕事以外に、患者さんがより安全に薬が飲めるようになるような研究も行っています。
例えば、同じ薬を飲んでも、人によって効き方が違ったりすることがあります。皆さんも薬の効き方がいつも同じではないことを、経験したことがあるかもしれません。こうした薬が人に与える影響を調べて、原因を明らかにしていくことは、医療機関で薬剤師が行っている研究の一つです。
この学問のココがおもしろい!
薬を飲んだ時に、体に発疹が出たり、頭がぼんやりしたり、下痢をしたりと、望まない作用が出てしまったことはないですか?こうした薬の本来望んだ効果以外の症状が出ることを副作用といいます。
私の研究テーマは、副作用の中でも神経が障害されることによって生じる「しびれ」について研究しています。現在、薬による「しびれ」の症状に有効な治療はありません。将来こうした薬による副作用が軽減できるような研究を進めています。
キャンパスのお気に入りスポット
兵庫医科大学は、神戸の中心地であり玄関口の三宮から近く、メリケンパークやハーバーランドの向かいにある神戸の素晴らしい夜景が一望できる心地よい立地であり、豊かな学生生活を送るにふさわしい環境にあります。
4階には個別に学べる勉強ブースや、グループ学習に利用できるオープンスペースなどがあり、さまざまなニーズに合わせた利用が可能です。また夜には、神戸港の夜景を見ることができます。机に向かって勉強していて、ふとした時に顔を上げると素晴らしい夜景に心が癒されますので、いつもと違う環境で勉強をする際にはオススメです。