武庫川女子大学/私のイチオシ
歴史的名建築で、世界水準の建築教育を受けられる
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
小さい頃から絵を描くことや工作することが好きでした。そのため、モノを作る仕事をしたいと考えていたのですが、小学生の頃、ある美術館を訪れた際、美術品だけでなく建物の空間自体が美術作品のように美しいことに感動しました。
私たちの生活のすぐ近くにある建築ですが、その建築によって人の心を動かすことができると知り、またその建築を設計している人がいることを意識しました。将来自分も人を感動させるような建築物をつくりたいと思い、大学と大学院で建築を学んでいます。
この学問のココがおもしろい
武庫川女子大学建築学部・大学院建築学研究科では学部4年+大学院2年の6年一貫カリキュラムにより、世界水準の建築教育を受けることができます。大学での勉強は高校の時には想像もつかないほどハードでしたが、全授業時間の半分以上を演習が占めるため、様々な用途や規模の設計をすることの面白さを学ぶことができました。
原寸大の茶室を作る授業では、コンセプト作りから実際に施工するまでを学生主体で行いました。グループでものを作ること、細部がどう納まるかなどを考えるのは難しかったですが、実際に自分たちで設計したものが形になることの楽しさや感動は大きかったです。
キャンパスのお気に入りスポット
武庫川女子大学建築学部・大学院建築学研究科のある上甲子園キャンパスでは「甲子園会館」と「建築スタジオ」が校舎として使われています。
「甲子園会館」はフランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新により設計された国の登録有形文化財です。おすすめのスポットは、1年生が学ぶ甲子園会館のスタジオで、歴史を感じる空間です。1人1台専用の製図机とパソコンを備えた、充実した設計環境となっています。デザインも洗練された歴史のある空間で建築の勉強ができるのは、ここ武庫川女子大学建築学部・建築学研究科だけだと思います。
オープンキャンパスでは直接、校舎の細かな装飾や豊かな庭などを堪能してもらいたいです!