奈良大学/先輩の学生生活体験記
目標を持って学ぶ!

※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
高校生活最後の文化祭で、友人とバンドを組んで演奏したことが思い出です。私が通っていた高校は進学校ということで毎日勉強に励み、時に苦しいこともある日々でしたが、音楽を通して仲間と共に楽しむことができました。
勉強面では、得意・不得意科目に限らず、分からないところは自分で解決するのではなく、先生に質問をするという形を取っていました。私は数学などの理系科目が苦手で、授業だけでは理解が進まなかったのですが、放課後に対面で先生に教えていただくようにすると、授業に理解が追いつくようになりました。
大学で頑張っている「学び」
鈴木喬先生(上代文学)のゼミでは万葉集や古事記などの上代文学、穴井潤先生(中古・中世文学)のゼミでは中世文学や和歌を学んでいます。高校まではどちらも古典という扱いでしたが、時代によって歌の書き方や表現が異なるという点が興味深いです。どの時代のものでも歌の解釈には正解がないため、研究者の説を読んでも全て納得ができるものとなっており、考えがいがあります。今までは研究の立てた説に賛成することが多かったのですが、自分だけの説を作って「なぜそうであると考えたのか」を説明できるようになることが目標です。
後輩へのアドバイス
周囲の人からの圧力もあると思いますが、進学した先で学び、頑張るのは周囲の人ではなく自分です。自分のやりたいことや興味のあること、学びたいことを大切にしてください。周囲は周囲、自分は自分と割り切りましょう。そして、志望校を決めていても入学してみると、どこか自分には合わない雰囲気だったということがあります。取り返しのつかないことになってからでは遅いので、興味のある大学には実際に行ってみても良いと思います。後悔のないよう、慎重に選びましょう!
豊かな歴史と文化が共存する、恵まれた研究環境

奈良大学は奈良市北西部のなだらかな丘陵地に位置し、キャンパス周辺には、学術的にも貴重な神社や寺院、遺跡などが多数点在します。関西文化学術研究都市に隣接し、国立国会図書館関西館からもほど近く、恵まれた研究環境が備わっているといえます。
また、人文科学と社会科学の広いジャンルをカバーする教授陣の顔ぶれも、奈良大学の魅力の1つです。
奈良大学でしか得られない「学び」をぜひ一緒に体験してみませんか。