奈良大学/先輩の学生生活体験記
目標を持って学ぶ!

※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
高校時代は硬式野球部に所属しており、試合に勝つために、平日は一生懸命練習に励み、休日は遠征で実戦経験を積むなど、ほぼ毎日活動していました。
また、勉強は全体的に苦手でした。しかし、小学生の頃から歴史が好きということもあり、日本史や古典に関しては勉強するのが楽しく、得意科目でもありました。入試の際も日本史と古典の点数に助けられたと思います。
大学で頑張っている「学び」
大学では日本古代史を専攻しています。特に、木に文字が書かれた「木簡」という史料に興味があり、それについて勉強しています。木簡は、奈良時代を中心とした八世紀の日本で多用され、歴史書には書かれない下級官人の仕事に関することや、生活などの日常的な内容が記載されています。木簡を読み解いていくと当時の様子が窺えるため、大変面白いです。
木簡は全国で多数発見されていますが、その中でも「長屋王家木簡」という、平城京の左京三条二坊にあたる場所の発掘調査で見つかった、長屋王家の家政運営に関わる木簡群の研究で卒業論文を執筆しようと思っています。
この大学に入学して「良かった」と思えること
設備面では附属の図書館が魅力的だと思います。歴史学系の書籍・論文や史料などが充実しており、日本古代史を含めた歴史学を研究する環境が整っています。
勉強面では、古代日本の中心地である平城宮跡が近くにあり、所属しているゼミでそこに見学に行くという授業内容も、奈良大学ならではだと思います。
また、大学の最寄り駅(大学から徒歩で18分・バスで5分)のすぐそばには大型ショッピングセンターなどがあり、普段の生活で困ることは無いと思います。私も大学の帰りに利用することがあります。
後輩へのアドバイス
大学や専門学校など、志望する進学先を考えるときは、そこについての様々な情報を集めることが大切です。偏差値や世間からの評価もこの情報の中に含まれますが、「どんなことが学べるのか」や「在籍している教授はどんな研究をしているのか」なども是非大学案内や大学HPで調べて、志望校選びの参考にしてください。
大学や専門学校には、それぞれ特徴や強みがあります。集めた情報から、自分が学びたいことを勉強できる環境が整っている進学先を見つけてほしいです。
豊かな歴史と文化が共存する、恵まれた研究環境

奈良大学は奈良市北西部のなだらかな丘陵地に位置し、キャンパス周辺には、学術的にも貴重な神社や寺院、遺跡などが多数点在します。また、関西文化学術研究都市に隣接し、国立国会図書館関西館からもほど近く、研究環境に恵まれているといえます。
さらに、人文科学と社会科学の広いジャンルをカバーする教授陣の顔ぶれも、奈良大学の魅力の1つです。
奈良大学でしか得られない「学び」をぜひ一緒に体験してみませんか。