奈良大学/先輩の学生生活体験記

高校時代は勉学よりも部活動に力を入れざるを得ない状況でした。そのおかげで賞を獲得することができ、必死になって取り組んだ結果が出せて非常にうれしかったです。また委員会を兼ねていた部活動でしたので、学校行事の裏方等も経験することができ、裏で支える仕事の大変さ、楽しさを知ることができました。
学習面では国語、特に現代文に力を入れ勉強していました。一番大事なことはどれだけ筆者が主張したいことが把握できるかということであり、その特訓としては小説をたくさん読むことだと思います。その時に熟読と速読の2パターンで読むことを意識することが重要です。また現代文は文章構成の一番初めと最後に主張が書かれていることが多いので、そこから文全体の概要をつかんでおくと楽に解けるのではないでしょうか。ちなみに私はそのおかげで現代文に関しては9割近くの点数をとることができました。

施設のなかで大学の図書館が特に助かっています。文化財関連の論文や書物の中でも幅広くの分野に対応しており、適切な検索ができれば知りたいことがピンポイントで知ることができ、さらに教授の方々も文化財分野の最前線で活躍されている方々ですので非常にレベルの高い学習ができています。
また、大学の周辺にはドラッグストア、スーパー、コンビニ、レストランなどが密集しているため、生活していくのに移動手段がなくても徒歩で全てそろうところが一人暮らしをしている身としては非常に助かっています。

僕は高校時代なかなか大学調べに時間を使うことができず、自分がやりたいことに強い大学という1点だけで選びました。しかしネットでは大学に対していい声もあれば、中には「Fランだろw」みたいなものも見かけます。そういったものは絶対に無視してください。なぜならその大学に入って自分がやりたいことができるかどうかということが一番大事なことだからです。だからこそ皆さんには偏差値や評判で選ぶのではなく、自分がやりたいことができるか否かで選ぶことを意識してほしいです。それさえできればあとはなるようになります。がんばってください！