奈良大学/先輩の学生生活体験記
文化財学科で考古学を専攻。史跡と武士の関係を研究。

※学年は取材時点のものです
大学で頑張っている「学び」
3年生から相原嘉之先生(専門:考古学)のゼミに所属しており、地元群馬県の「女堀」という史跡と足利氏・新田氏といった上野国の武士との関係性について研究をしています。
私は考古学を専攻しているので、主な研究対象は遺跡から発見された遺物となりますが、同じ時代の古文書を読み解いたり、遺跡の地理的立地からその場所に集落ができた仕組みを考えてみたり、と多角的な見方が求められます。
この大学に入学して「良かった」と思えること
奈良大学にはたくさんの蔵書を誇る奈良大学図書館があります。文化財学科では奈良県内の遺跡について調べる機会が多いため、大変役に立ちます。また、隣町の精華町には国立国会図書館の関西館があり、申請さえすればどんな本でも閲覧できるので研究する上で本には困りません。
また、奈良大学には活発なクラブ・サークルがたくさんあります。私は城郭研究会に所属しているのですが、ここでお城について語り合える友達を作ることができました。他にも個性的なクラブ・サークルが多いので自分の趣味に合う友人を見つけることができるはずです。
後輩へのアドバイス
自分の好きなこと・やりたいことがある人はそれを突き詰められるような大学を選んでみてください。大学では高校より専門的なことを学びます。学ぶことが難しくなっていく中で、モチベーションを維持し続けるにはその分野を「好き」であることは大事だと思います。
私も歴史を学びたいと調べていく中で奈良大学に出会いましたが、同じテーマについて好きな仲間達と研究を突き詰めていくことはとても充実しています。是非自分の「好き」を大事に大学選びをしてみましょう。
豊かな歴史と文化が共存する、恵まれた研究環境

奈良大学は奈良市北西部のなだらかな丘陵地に位置し、キャンパス周辺には、学術的にも貴重な神社や寺院、遺跡などが多数点在します。また、関西文化学術研究都市に隣接し、国立国会図書館関西館からもほど近く、研究環境に恵まれているといえます。
さらに、人文科学と社会科学の広いジャンルをカバーする教授陣の顔ぶれも、奈良大学の魅力の1つです。
奈良大学でしか得られない「学び」をぜひ一緒に体験してみませんか。