奈良大学/先輩の学生生活体験記

高校時代は部活動に力を入れていました。吹奏楽部に所属し、幸運なことに大きな舞台に出演する機会が多くあったため、忙しい毎日を過ごしていました。その日々の中で自分にできる勉強スタイルを模索しながら勉学との両立を目指していました。部活動を引退してからはより授業に集中し、学力向上と弱点克服を目標に周りの仲間に助けられながら勉強に励んでいました。

私は将来、文化財専門職になりたいと考えています。そのために文化財学科の専門的な講義を積極的に受講し、博物館学芸員課程で学芸員資格取得をめざして日々勉強に励んでいます。多様な考え方を取り入れたいと思っているため、学科以外の授業は幅広い学問を学ぶように意識しています。
また語学勉強にも力を入れており、第二外国語として学んでいる中国語は検定試験を受けながら語学力を高めています。

文化財学科は全国から文化財に関心のある人が集まってきます。そのため周りは知識豊富で研究熱心な人ばかりです。周囲の研究熱心さに影響され、刺激を受けながら自分の研究に集中して取り組んでいける良い環境が創り出されている点に魅力を感じています。
また図書館には多分野の専門書や日本考古学協会から寄贈された文化財専門書が豊富にあります。そのため自分の関心に沿った書籍を手に取ることができ、勉強に集中して取り組むことができています。

何事にも全力で取り組んでほしいです。その全力で取り組んだ過程の中で自分がしたいことや自分の強みが見えてきて、結果として進路を考えるきっかけになると考えています。今しかできないことに積極的に取り組んで、その中で自分の将来像を考えてみてほしいと思っています。周りに流されず自分の中で明確な意思を持って進路選択をしてほしいです。