筑紫女学園大学/私のイチオシ

以前はものづくりに興味があり、デザイン系の学校に進学しようと考え受験対策の勉強を進めていました。
高校3年の秋頃、先生に「あるデザイナーが地域住民との協力と、独自の視点によって地域の課題を見つめ直し、新しい価値を生み出して、過疎化が進む地域に再び活気をもたらした。」という内容の動画を見せていただきました。これを見て、「新しい物を生み出すことだけが全てではなく、既にあるものを活用することで新しい価値を見出すことができる」というデザイナーの新しい価値観に深く感銘を受ました。デザインに対する固定概念が覆されたことにより「地域デザイン」に興味を持つようになりました。

高校生の時のようなQ＆Aで答えを出すというものではなく、フィールドワークという実際に見て・聞いて・考え実践することの方が多かったため、よりリアルな環境の下で学ぶことができるようになり、「考える」ことの面白さに気づけました。
まちづくりには答えがなく方法は無限大であるため、地域の方々とコミュニケーションを取りながらその地域の課題を発掘しその地域には何が必要なのかを考え、協力して何か新しい「コト」を作っていくことが非常に面白いと考えるようになりました。

大学が山の上にあるので、上層階からの見晴らしは最高です。自然も豊かなので、春夏秋冬色々な景色を楽しむことができます。
また、大学には通称「筑女の森」と呼ばれる山もあります。私たちのゼミでは、大学が包括連携協定を結んでいる朝倉郡東峰村の空き棚田の活用や、大学の里山を活用しキャンプを通して地域活性化を図るため「キャンプ企画」も行っています。手作りのピザ窯もあり、年に数回バーベキューも行います。バーベキューでは、獣害対策として捕らえられるイノシシやシカのお肉である「ジビエ」を食べられることもあるので、入学したらぜひ参加してください！