中村学園大学/教育学部の詳細情報

人間の成長・発達に関するさまざまな学問を基礎とし、中でも乳児期から児童期の子どもの健やかな成長を支援する教育者の養成を使命としています。そのためには、教育者自身が社会人としての常識と豊かな人間性を備えることが求められます。教育学部では、人間発達に関する専門知識の修得に加え、付属幼稚園や保育園をはじめとする各種教育機関や福祉施設での保育活動、現場実習やボランティア活動を重視。より多くの人々とのコミュニケーション経験や知識の蓄積によって、実践力を備えた人間力あふれる人材の育成をめざします。
※卒業後の希望進路に合わせて、小学校教員希望者は「小・特・幼」の最多3種、幼保系希望者は「幼・保」の2種類の免許・資格を取得することができます。
※特別支援学校教諭一種免許状は、小学校教諭一種免許状と合わせて取得する必要があります。

社会が求める教育者・保育者に必要とされる各分野の専門科目を深く学びながら能力を高め、学校や幼稚園、保育園などで実習による経験を積み重ねることにより実践力を養います。また、少人数制のゼミナールによる人間教育で豊かな人間力を身に付けます。
具体的には、本学付属のあさひ幼稚園・壱岐幼稚園、および姉妹法人のおひさま保育園において豊富な保育実践を経験します。保育の現場でのさまざまなふれあいや体験を通して教育者・保育者としての自覚や喜び、夢を育む環境を提供します。また、発達支援センターでは「保育・教育支援部」と「発達臨床支援部」で子どもの発達に関する基礎的・臨床的研究と支援を実施しています。特に授業の一環として行われる2歳児親子対象の「親子教室」（地域子育て支援）では、臨床的実践を通して子どもの保育と保護者支援の実践力を身に付けることができます。

本学ならではのきめの細かい徹底した指導により、入学時の高い意欲、向上心を就職まで維持。専門職として高い就職率を誇ります。2024年度小学校教員採用試験（2023年実施）では、127名が現役合格（合格率89.4％）を果たしています。

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多くの体験型実習で高い専門性を修得

〔学びのステップ〕
◎1年次：教育の基礎と教養を修得
乳幼児・幼児・児童の成長や発達にかかわる諸学問への理解と、小学校・幼稚園・特別支援学校教諭、保育士として必要な教養や基礎知識を幅広く学びます。
◎2年次：専門教育を学び深める
1年次に身に付けた基礎理論をもとに、専門性を高めた教科教育や学習指導法、保育支援、実技・実践を取り入れ、高度な知識を修得します。
◎3年次：実習で実践力を養う
教育実習に向けた学習や演習に取り組みます。実践で得た課題や学びをゼミの研究テーマへと展開します。
◎4年次：4年間の学びの集大成
4年間で身に付けた専門性と実践力を発展させ、テーマに沿った卒業研究に取り組みます。学びの集大成としての研究成果は、卒業論文として発表します。

【授業・講義】
小学校教育実習指導Ⅱ

「小学校の先生として教壇に立つ」ことの崇高な使命を自覚した上で、教育実習に備えての具体的準備を行います。教育実習で実践的な学びを得た後には、実習体験からの学びとこれまでに学修した専門知識とを関連づけていきます。

本学科は、次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を求めます。
1.高等学校までに学習した教科すべてにわたって基礎学力を備えている人
2.教育や保育を通して社会に貢献していくという目的意識を持っている人
3.学ぶ意欲が高く、何事にも主体的に取り組む態度を備えている人
4.資料や文献を読解・分析し、結論を導く論理的思考力と表現力を備えている人
5.対話と協働の精神と態度を備えている人

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