福岡国際医療福祉大学/卒業後の進路
患者さんに寄り添い質の高いリハビリを行える作業療法士に
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小学生の時、発達障害がある子どもたちと一緒に遊んだり、お話をしたりと関わる機会が多くありました。この経験から、将来、障害がある方々のサポートをしたいと思い、子どもから高齢者の幅広い方々のサポートを行うことのできる作業療法士になりたいと思いました。
作業療法士にはさまざまな分野があり、自分に向いている分野はどれなのかいろいろと考えましたが、幅広い年齢層の方のサポートがしたいと思い、総合病院で働きたいと決断しました。
就活時は面接の練習を繰り返し行い、第一志望の病院から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
1年次から4年次まで継続的に実習が行われました。そこではさまざまな分野を経験し、それぞれ違った視点で実習に取り組みました。
また、座学と合わせて、自分がどの領域を学修しているときが一番ワクワクしているかを考えました。身体障害分野や発達障害分野では、私が考えたアプローチに対して、「リハビリを考えてくれてありがとう、頑張れるよ」などと患者さんに言っていただいたことをきっかけに身体障害・発達障害の勉強時にワクワクすることが増え、作業療法士をめざす原動力となりました。
今後の夢・目標
2月に国家試験があるため、今は勉強に打ち込んでいます。勉強を行う中で、患者さんとの関わり方やリハビリ内容などの知識が増え、作業療法士として働きたいと思う気持ちがますます高まってきています。
私の夢は、関わる全ての患者さんの笑顔を見ることです。リハビリ初回時は、不安な気持ちが高まっている方も多いと思います。このような方に安心してリハビリに取り組んでもらえるような接し方や態度・表情を意識しながら、質の高いリハビリを行うことを目標にしています。