宮崎産業経営大学/私のイチオシ
経済・生活の両面で魅力的な宮崎県の設計図を学生と教員が一緒に描く
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
いま、世界でとてもホットな日本の農畜産物。アジアをはじめとした欧米諸国でもセレブリティをはじめさまざまな階層で農畜産物にとどまらず日本の食文化にまで熱い視線が注がれています。
「産経大アグロポリス」では、このような日本の農と食をテーマに宮崎県の農業をメインドライバーとして、経済面でも生活面でも魅力的な宮崎県を作る設計図を学生と教員が一緒になって描いています。研究では農業を武器として小国ながら世界第2位の農産物輸出国であるオランダを参考にするため、現地調査を学生と教員が一緒になって取り組んでいます。
「産経大アグロポリス」は宮崎産業経営大学の持つ知的リソース(法学・経営学・データサイエンス)といった一見すると農業と関係のないように見える視点からアプローチして行くところがユニークな所です。
この学問のココがおもしろい
産経大アグロポリスでは、宮崎県の農業をテーマにさまざまな地域課題研究に取り組んでいく「アグロポリスコンテスト」を実施しています。
宮崎産業経営大学の学生が県内の高校生とチームを組み、さらに若手農家をメンバーに加えた、1チーム6名のグループが5チームでおよそ8か月の間、研究を行います。コンテストではそれぞれのチームの研究成果を競い合います。優勝チームはオランダの農業をはじめヨーロッパの魅力的な地域づくりの方策を参考にするため、オランダやベルギー等の国々へ派遣されます(「遣欧青年使節団」)。
現地では宮崎県農畜産品のPR活動や欧州連合本部でのレクチャー、そして研究提携先であるオランダ国立ワーゲニンゲン大学で農業経営に関する講義を受けることになります。
キャンパスのお気に入りスポット
インタラクティブ・サロン(学生談話室)です。
蔵書11万冊、新聞雑誌200種、視聴覚資料約2000点を所蔵している附属図書館内にインタラクティブ・サロン(学生談話室)があります。図書館内にありながら、言葉で意見を交わせたり飲み物を飲みながら友達と談笑したりできる場所となっており、「産経大アグロポリス」のメンバーも研究場所としてよくインタラクティブ・サロンを利用しているようです。