弘前医療福祉大学短期大学部/私のイチオシ
人体を学ぶおもしろさと奥深さ
実践的な設備も充実しています
救急救命学科《3年制》 3年
平石冬真さん
青森県立弘前実業高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
救急救命士になりたいと思ったのは、高校時代、祖父母の2人を亡くしたときでした。到着した救急隊の方々は状況を把握するとすぐ、私たち家族に対応してくれました。そして不安にかられていた私にも状況を分かりやすく説明し、不安を軽減させてくれたのです。目の前で運ばれていく家族に何もできなかった悔しさと同時に、自分も人命救助の最前線に立ち、少しでもその場にいる人たちの不安を取り除くことができるような救急救命士になりたいと思いました。
この学問のココがおもしろい
特におもしろいと感じるのは解剖・生理学です。これまで考えたこともありませんでしたが、人体の構造や臓器の役割について理解していくと、異常がある臓器とそれに伴って発生する症状の関係性も見えてきます。自分の知識と課題となっている症例が頭の中でつながると達成感を感じます。非常に複雑な学問なのでほかの教科に比べて勉強に時間を費やしましたが、学べば学ぶほど奥深い学問だと感じます。
キャンパスのお気に入りスポット
一つは、私が普段実技演習を行っているUSAR訓練棟(救命救助実習棟)です。災害による瓦礫や建物崩壊を想定した建造物があり、より実践的な訓練活動を行うことができます。もう一つのおすすめは運動場。ここはドクターヘリの着陸場所にもなっていて、医師や看護師、救急救命士、消防士の実際の連携を見ることができます。運が良ければこの様子をオープンキャンパスの際にも見ることができると思うので、ぜひ見に来てみてください。