弘前医療福祉大学短期大学部/卒業後の進路
実習を通して決意した
救急救命士への道
卒業後の進路:救急救命士
救急救命学科《3年制》 3年
平石冬真さん
青森県立弘前実業高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私が進路を決めたのは、3年次の救急自動車同乗実習のときでした。実際に救急救命士の方々と仕事をさせていただき、施す処置一つ一つに、傷病者が抱える苦痛や不安を取り除こうとする気遣いを感じることができました。市民の命を最前線で守ることができた経験は私にとって大きなものとなりました。また、大学には就職活動に役立つ情報や記録がたくさんあるので、進路を決める際はそれらを有効活用することもできます。
キャリア選択のポイント
救急自動車同乗実習は自分の生まれ育った町で実施されました。人命救助という観点で地元に貢献できたことにとてもやりがいを感じましたね。地元の人たちには高校時代、部活動で成績を残したときなど「がんばれ!いつも見てるよ」と応援され、支えられてきましたし、その度に自分の成長を実感していました。今度は私が救急救命士として彼らを支える番。実習を通して「もっと貢献したい」と思ったことが最終的な決め手となりました。
今後の夢・目標
目標は、市民の方々に信頼される救急救命士になること。信頼を得るには高度な知識や技術、コミュニケーション能力が必要になります。常に進歩し続ける医療技術に対応するためにも、自主学習だけでなく積極的に学会に参加したり、日々の訓練活動に力を入れていきたいと思っています。また、救命率向上のため、救急救命講習などを通して市民の方々と交流を深めながら、第一発見者となったときの対応の大切さを伝えていきたいです。