川口短期大学/志望理由
子どもを取り巻く課題に対応できる力を身に付けた幼稚園教諭に

※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
幼稚園の担任の先生がとてもやさしくて大好きでした。中学時代、その先生がいる幼稚園に職場体験に行き、子どもたちが日々、成長する姿を見たのが幼稚園教諭をめざすきっかけになりました。わずか3日間でしたが、体操の先生と一緒に逆上がりを教えていたら、最終日にできるようになり、保護者からも「ありがとう」と感謝の言葉をいただきました。昨日までできなかったことができるようになる姿を見るという体験をきっかけに、子どもの成長を間近で見て、援助でき、子どもと一緒に成長できる保育者になりたいと思うようになりました。
この大学を選んだ理由

一番魅力に感じたのは、幼稚園教諭二種免許状のほかに、小学校教諭二種免許状、保育士資格、認定ベビーシッター資格という4つの免許・資格が取得できることです。今、小学校に入学した子どもが学校に適応できず、不安定になる「小1プロブレム」が問題になっています。そうならないよう、卒園後も視野に入れた指導を行うには、小学校についても学んでおくことが大切で、将来にプラスになると思いました。また、無料の資格講座があることや、オープンキャンパスでの先輩たちの対応に感激したのもポイントになりました。先輩方は授業や実習の内容、実際の指導案なども見せて教えてくださったので、学びが具体的にイメージできました。
社会との関わり
授業では子どもの発達や指導法について学ぶだけでなく、保育に関する社会問題も数多く取り上げられます。子どもの虐待について映像を見てグループで話し合うなど、今ある社会の問題に自分ならどう対応するかを考える授業が多く、将来に役立つ学びができます。また、世の中にはいろいろな考え方・価値観の人がおり、グループワークは異なる価値観に触れ、共有する機会にもなります。こうして培われたコミュニケーション能力は保護者も含め、自分とは違う考えを持った人とも互いを理解する上で役立つと感じています。これからも一人ひとりに合った声掛けや援助の方法を含め、幅広く積極的に学び、芯のある保育者になりたいと思います。