東京女子体育短期大学/志望理由

私が幼稚園の先生になりたいと思ったのは、年の離れた従兄弟の存在が大きな理由です。幼い頃から、一緒に遊んだり世話をしたりする機会が多かったことで、子どもと関わることが好きなのだと気づくことができました。この気持ちを将来に役立てたいと考え、進路選択では幼稚園教諭を視野に入れるようになりました。そこから、ボランティア活動や中学校での職場体験などの経験を通して、本格的に幼稚園教諭をめざすようになりました。

東京女子体育短期大学を選んだのは、姉が通っていたことがきっかけです。座学だけでなく、学外活動や実践的な学びが多いという話を聞いていたこともあり、より楽しく保育や幼児教育を学べる大学だと思いました。また、私は体を動かすことが好きなので、運動に強い幼稚園の先生に憧れを抱いていました。こどもスポーツ教育学科には、運動を通して保育・幼児教育を学べる授業があることを知り、体育大学ならではの魅力を感じて入学を決めました。

保育について学ぶうちに、保育士は社会に不可欠な仕事でありながらも、減少傾向にあることを実感しました。人の一生のうち、幼児期に適切で十分な支援やさまざまな経験をすることはとても重要で、その過程に保育士は欠かせない存在です。一方で、現在の日本では保育士不足が大きな社会問題になっています。このような社会において、子どもたちの成長を支える保育者が少しでも増え、適切な保育が行えるよう、保育者になって貢献したいと思っています。