東京女子体育短期大学/卒業後の進路

中学生の頃から、人の役に立つことができる仕事に就きたいと考えていました。保育には人と人とのつながりが大切であるという学びが印象深く、保育士になることを決意し東京女子体育短期大学に進学。保育所や施設、幼稚園での実習や運動遊びなど、実践的な学びから多くの経験を得られたことで、保育士をめざす意欲がより強くなりました。就職活動では、保育現場の方との相談会を活用し、第一志望のこども園から内定をいただくことができました。

1年次からの実習を通して、子どもたちの気持ちに寄り添い、共感する関わり方を身に付けることができました。子どもの視点に立った会話や興味関心に合わせた遊びなど、日常からヒントを得て、声掛けや援助することの楽しさを学びました。特に印象的だったのは、不安そうな子に対して前向きな声掛けをした後に、笑顔になってくれたことです。この経験から、笑顔を絶やさず信頼してもらえる保育士になりたいと思うようになりました。

就職予定のこども園では、地域に根ざした保育を実践しています。人間関係は子どもの成長に与える影響が大きいため、さまざまな年齢層の人と関わりを持てる環境づくりを大切にしたいと考えています。子どもに積極的に話しかけてコミュニケーションの楽しさを理解してもらい、子ども自身が関わりの幅を広げられるような援助を行える保育士になることが目標です。また、大学での運動遊びの経験を生かし、全身を使った遊びの大切さを伝えていこうと思います。