名古屋経営短期大学/志望理由

私が介護福祉士に関心を持ったのは、中学生のときに高齢者施設で福祉体験をしたことがきっかけです。施設の利用者の方と楽しそうにコミュニケーションを取る職員さんと、幸せそうに笑う利用者の姿を見て、私も人を笑顔にしたり、喜ばせたりしたいと思いました。また、祖母と叔母が介護施設で働いており、小さい頃から介護という仕事が身近にあったことも理由の一つです。実際に介護の体験をする機会が何度かあり、利用者の皆さんの役に立ちたいという気持ちがより強くなったため、介護福祉士の道をめざすことを決めました。

オープンキャンパスに参加したとき、担当の教員や先輩方が丁寧に対応してくださったことにとてもよい印象を持ちました。また、教員と学生の距離が近く、自分が通っていた高校と雰囲気が似ていたので、楽しく学ぶことができると思い、進学を決めました。名古屋経営短期大学では、介護福祉士の資格以外にも多くの資格を取得することができます。社会福祉主事任用資格や准福祉心理士など多くの資格を持つことで、自分の将来において働き方の選択肢の幅が広がるところにも魅力を感じました。

現在日本では、少子高齢化による高齢者の増加や福祉施設で働く職員の人材不足が問題になっています。施設に実習に行った際も慢性的に職員が足りず、満足のいくケアを行うのが難しいという声を耳にしました。また、住み慣れた自宅で過ごしたいと在宅介護を希望する高齢者も多く、十分な支援が行き届かない環境に置かれている人がいるのも現状です。「人材不足」という言葉だけで、ケアが満足に行えないことを諦めず、さまざまな視点から考え、充実した介護を行うことができる介護福祉士をめざしたいと思います。