難関校の合格に必要なのは、日々の努力と
昨今の入試動向から志望校選び、出願のポイントまで、
今、押さえておくべき情報をご紹介します!
入試傾向分析講座
過去の入試問題から見えてきた、追手門学院大学の英語・数学・国語の出題傾向を紹介します。どんな問題が出題されているか、また過去問演習を通してどのように対策すればいいか、チェックしておきましょう。
※学部や入試方式によって出題傾向は異なりますので、詳細については実際の過去問をご確認ください。
追手門学院大学
1分でわかる!入試傾向の要点
全問マーク式で全5大問
空所補充問題の対策を充分に!
長文読解2大問と、文法・語彙、会話文、整序英作文が各1大問という設問構成が定着しています。全体として空所補充形式の設問が多めです。長文読解の題材は400~700語程度の論説文。「本文の内容と一致するもの」を選択させるなど、文脈や論旨の把握力を重視する出題方針がうかがえます。文法・語彙に関しては、短文中の「誤り」を指摘させる設問が特徴的です。会話文は、登場人物2人による4往復程度のやりとりで、5つほどの空所に適文を補う形式になっています。基礎学力の差が特に表れやすい整序英作文では、直訳にとらわれていると苦戦を強いられるかもしれません。
ココに注目!入試のポイント
難問・奇問はみられず、基礎学力重視の標準的な入試問題になっています。まずは重要な文法・語いの知識をしっかり身につけましょう。受験生が苦手にしがちな時制・仮定法や関係詞はもちろんのこと、副詞や前置詞の用法などについてもきめ細かな学習が必要です。辞書や文法書をフル活用して、例文を暗記することが効果的でしょう。また、問題演習の繰り返しによって、空所補充形式の設問に充分に慣れ親しんでおきたいところです。長文読解では、パラグラフごとの文脈、文全体の論旨や状況を正確に把握する力が試されます。整序英作文では、例えば、「その事故のことを考えただけでぞっとした。」を正しく「I was scared at the mere thought of the accident.」と変換できるでしょうか? 日ごろから、英語と日本語の発想や文構造の違いを意識した学習を積んでおくことが大切です。
1分でわかる!入試傾向の要点
各分野の幅広い知識が問われる。
知識を使いこなす応用力を身につけよう!
すべて答えの数値や式の一部をマーク式で解答する形式の大問4問の構成でした。[1]と[3]の2大問は3小問の異なる分野から出題される小問集合、[2]と[4]は単独分野から出題され、3~4問の小問に分かれて誘導にしたがって解く問題でした。小問集合の問題は、各分野の基礎知識を問う標準レベルの問題が扱われます。それ以外の大問は、知識を使いこなす応用力が問われる問題が扱われる傾向があります。特に、[2]と[4]は設定が複雑な問題も出題されるため、問題の意図を正確に読みとり、それに合わせた解法を判断する力をつけることが重要になります。
ココに注目!入試のポイント
出題範囲の各分野から広く出題される傾向があるため、苦手分野があれば早めに対策をしておきましょう。まず、教科書や問題集で定理・公式などの基礎知識を適用する基本問題を確実に解けるようにし、そのうえで、教科書の章末問題や標準レベルの問題集で、入試で扱われやすいテーマの解法を身につけましょう。特に、頻出分野である「場合の数と確率」、「微分法と積分法」は重点的に対策をしておくとよいでしょう。また、マーク式の解答形式で要求される「正確に計算して答えを導き出す力」をつけるために、普段の演習でも計算をおろそかにしないことを心がけましょう。間違えた問題は模範解答の考え方や計算方法を確認して、より効率よく解ける方法を学び、繰り返し解き直すことでしっかり定着させるようにしていきましょう。
1分でわかる!入試傾向の要点
知識設問は素早く確実に!読解設問は共通するテーマを
踏まえて内容を把握することがカギ!
現代文読解の2大問構成で、全問マーク式。1つの随筆作品や評論文から異なる2箇所の切り取り範囲が示されるなど、共通するテーマを持つ2つの文章が提示され、それぞれの大問で問われることが特徴です。空欄補充の形式の設問では、接続詞、語句、2つの言葉の入れ分け、適切な説明などを選ぶ出題がみられます。内容説明の設問では、傍線部の理解を問う設問に加えて、文脈をとらえての整理や本文全体の内容理解が必要な設問も出題されています。漢字や語句といった一般的な知識を問う設問も多く、2024年度一般入試前期日程の試験問題では、「市松模様」の図を選ぶなど、多様な内容が問われています。
ココに注目!入試のポイント
追手門学院大学の国語は、解答数が40問程度と多いことと、漢字や語句などの知識問題の数も多めであることから、知識問題を正確に素早く終わらせて、読解にかける時間を確保することがポイントです。知識設問では、一般的な漢字や語句が問われているので、対策としては、日ごろの学習の中でこまめに辞書を引くなどして正確な語い力をつけることを心がけましょう。また、本番では、全体の時間配分を考えて取り組みましょう。読解設問では、2つの文章の関係性を意識しながら全体の内容を整理し、選択肢を丁寧に比較検討して正誤判断することがポイントです。
●この内容は2024年4月までに入手した情報をもとに直近3か年の入試傾向を分析して作成しています。2025年度入試の情報は、必ず各大学発表の最新の情報をご確認ください。
進化し続ける
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併願しやすい入試制度
2025年度 一般入試前期日程
1月に3日間、2月に2日間の計5日間で前期日程を実施します。併願の組み合わせも拡充し、合格チャンスがさらに大きく広がります。
共通テスト利用入試
1出願につき3,000円とチャレンジしやすい検定料。前期日程「3科目型」「4科目型」と、前期・後期・最終日程「2科目型」があります。
入学金
一次手続時における経済的な負担は入学金の16万円のみ。これは全国私立大学の平均額より約9万円も低く、保護者の経済的な負担を軽減できます。
入学手続き
入学時に必要な費用の納付を2回に分けられる分割手続を採用しています。入学金のみ納付していれば、他大学の結果を確認してから学費等の納付を決定することができます。
■分割手続
分割手続を希望の場合は別途申込みが必要です。
- ① 一次手続: 入学金のみ納付
- ② 二次手続:他大学の結果を確認してから、学費などの最終納付へ
2021年度には心理学部 心理学科 人工知能・認知科学専攻、2022年度には国際学部と文学部、2023年には法学部が設置されました。そしてきたる2025年、初の理系学部である理工学部を開設。時代のニーズをとらえて、常に新しい学びを展開しています。
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