難関校の合格に必要なのは、日々の努力と
昨今の入試動向から志望校選び、出願のポイントまで、
今、押さえておくべき情報をご紹介します!
入試傾向分析講座
過去の入試問題から見えてきた、関関同立の英語・数学・国語の出題傾向を紹介します。どんな問題が出題されているか、また過去問演習を通してどのように対策すればいいか、大学別のページでチェックしておきましょう。
※学部や入試方式によって出題傾向は異なりますので、詳細については実際の過去問をご確認ください。
関西大学
1分でわかる!入試傾向の要点
長文内容の素早い読み取りが必須。
段落整序問題と会話文に慣れよう
例年、どの学部も会話文1題、読解総合問題2題、段落整序問題1題という構成で、全問マーク式。読解は伝記や論説文などが多く、1000語近い長文も出題されています。会話文・読解問題では文章中の空所を補充する問題と内容一致問題などが出題されています。下線部や段落が指定されて問われる問いと、筆者の考えや適切なタイトルを選ばせるなど文章全体に関わるものがあります。段落整序問題は6つの段落を並べ替えて英文を完成させるという、関西大の特徴的な問題形式。論理的な思考力が必要とされます。独立した文法問題はないが、長文読解問題で文法・語彙力も問われます。
ココに注目!入試のポイント
関西大で例年出題される会話文の空所補充問題は、前後の流れがつながるよう、前だけでなく後の内容にも注意しましょう。指示語もヒントになります。関西大の特徴的な問題形式である段落整序問題も、他大学ではあまり見られない形式で、答え方にも特徴があるので初めて解く時にはとまどうかもしれません。指示語やディスコースマーカーも参考に各段落の概要をつかんで論理的に組み立てましょう。2つの長文読解は空所補充、内容一致、同意語句選択などの総合問題が出題されます。空所補充は、読みながら答えを選ばないと時間が足りなくなり、文法・語彙力も問われるので、不確かな答えだったものについては関連する文法・語彙をしっかり復習しておきましょう。内容一致は、どこに関連箇所があるのか素早く見つけて解答することが必要となります。時間配分を考えながら演習しましょう。
1分でわかる!入試傾向の要点
数学ⅢCを中心に出題。
標準レベルの問題で構成
理科1科目選択方式では、空所補充式2問と記述式2問の構成。記述式と空所補充式が交互にあり、最後の問題が小問集合という構成で出題される傾向が見られます。大問4が様々な分野から出題された小問集合になっているのが特徴的です。数学ⅢC重視の傾向で、標準レベルの問題が多いものの、複雑な計算や計算に工夫を要する問題も出題されています。小問集合は基本問題中心で構成されているため、確実に得点できるようにしておきましょう。
ココに注目!入試のポイント
関西大学の空所補充式の出題傾向は、第2問は丁寧な誘導のある標準レベルの問題、第4問は様々な分野の基本レベルの問題で最終的な答えを記入させる問題となっています。第4問は取りこぼしなく、素早く正確に解答できるようにしましょう。記述式の問題の第1問と第3問も複数の小問に分かれて丁寧な誘導があります。小問ごとにそれぞれ関連し合い、⑴⑵が⑶のヒントになっていることを意識しながら取り組みましょう。問題全体を見て、どの問題から取り組むか、はじめに見極めることをおすすめします。
1分でわかる!入試傾向の要点
評論・古文ともに長文読解力が求められる。
長い選択肢の違いを精査し、正答を絞り込む力をつける
評論・古文の2題が出題され、解答形式は主にマーク式ですが、入試日程によっては記述問題が課されます。評論は5000字以上の長文が出題されることが多く、選択肢も長いので、限られた時間の中で問題文を読み取り、選択肢の違いを確かめ、真偽を素早く判断していくことが求められます。漢字の設問が多く、語彙力を伸ばしておくことも大切です。また、漢字の設問を除き、問題文に傍線が引かれずに出題されるので、あらかじめ設問の内容を把握してから、問題文を読んでいく必要があります。古文も1000字以上の長文が出題されることが多く、評論と同様に、問題文に傍線が引かれていないので注意が必要。評論・古文ともに選択肢を比較・検討して、素早く取捨選択する判断力が求められます。
ココに注目!入試のポイント
評論は、傍線が引かれておらず、文章量が多いのが特色。筆者の主張や意見が問われることが多いので、それらに着目しながら問題文を読み進めるようにしましょう。また、選択肢が長く、類似した内容のものから選ばせるものを出題しているので、問題文と照らし合わせながら正誤を判断できるようにしておくことが大切です。古文は、問題文の内容を説明させる設問を多く出題されるため、該当部分の現代語訳をしっかりと行い、内容をとらえることで正答を導きましょう。
●この内容は2024年4月までに入手した情報をもとに直近3か年の入試傾向を分析して作成しています。2025年度入試の情報は、必ず各大学発表の最新の情報をご確認ください。
関西大学の併願に
追手門学院大学が
選ばれる理由
学問系統が同じでも、大学によって学部名が異なるケースがあるため、併願校の設定には大学の学部構成やその内容をしっかり理解する必要があります。2つの大学の学びを比較したうえで、併願におすすめの学部の組み合わせを紹介しましょう。
大阪屈指の人気エリア・北摂地区にメインキャンパスを置く両大学。特に追手門学院大学のある「JR総持寺」駅は、京阪神の主要ターミナル駅から30分以内と抜群のアクセス性を誇ります。最寄駅からの距離は徒歩約10分で、バスのいらない通学スタイルが可能。メインゲートの目の前には最新のショッピングモールもあり、便利で快適な都市型キャンパスの魅力にあふれています。
※駅名に付記した時間は、「JR総持寺」駅、阪急「総持寺」駅までの最短乗車時間の目安を記しています。乗り換えなどにかかる時間は含みません。また、時間帯によって変わることがありますのでご注意ください。
第一志望の本命校の合格発表より早く、併願校の入学手続きが締め切られる場合は、実際に入学しない場合でも入学金や学費を払わなければなりません。図のように、入学手続きが遅い大学を併願校に選ぶと、お金に関する不安をぐっと減らせます。
※最新情報は各大学のホームページをご確認ください。
2021年度には心理学部 心理学科 人工知能・認知科学専攻、2022年度には国際学部と文学部、2023年には法学部が設置されました。そしてきたる2025年、初の理系学部である理工学部を開設。時代のニーズをとらえて、常に新しい学びを展開しています。
追手門学院大学ホームページ