大学入学共通テスト後に知っておくべきこと

受験の第一関門、大学入学共通テスト。前日や当日、ハプニングが起こったら? そして大学入学共通テスト後の「受験の山場」をどう乗り越える? 対処法を保護者が「知っているかどうか」で子どもの未来が変わるかもしれません。

大学入学共通テスト後に知っておくべきこと

Q.大学入学共通テスト後のスケジュールは?

試験自体に気をとられがちですが、実は試験後の動きは意外とわからない…。詳しいスケジュールを教えて!

A.自己採点の結果を見て出願校決定

大学入学共通テストが終わりしだい、子どもは自己採点を行います。
自己採点結果は大学入学共通テスト翌日に学校で取りまとめて提出する場合が多いようです。1月25日くらいから、自己採点結果が学校から返却されます。この結果などを元にして、先生と面談を行い、出願する大学を決定します。

また、ご家庭でできることとして、インターネットでの情報収集などがあります。大学入学共通テストの集計結果(「全体概況」や「合格目標ライン」など)が、ベネッセ・駿台データネット(別ウィンドウで開きます)で、1月下旬に発表されますので、ご家庭でも出願校を検討する際に役立ちます。

私立大の大学入学共通テスト利用入試の場合は、大学入学共通テスト前に出願を締め切る大学が多いものの、中には試験の結果が出てから出願できるところも。
2月からは私立大の一般入試が本格化。国公立大の個別学力検査も、2月下旬から前期日程、3月上旬から後期日程の試験が行われます。

※ 私立大の大学入学共通テスト利用入試の出願は、大学入学共通テスト前に締め切られる場合と、大学入学共通テスト後の場合があります。大学入学共通テスト後に締切日が設けられている場合、大学入学共通テストの自己採点の結果を見て、出願するかどうかを決定することができます。

Q.試験結果の最新情報の入手方法は?

大学入学共通テストの平均点など、集計結果の最新情報はどこに行けば入手できますか?

A.インターネットで情報収集が可能

大学入学共通テスト後、子どもが出願校を最終決定する際の「迷い」や「悩み」を共有するためにも、保護者も大学入学共通テスト後の結果情報にアンテナを張っておきましょう。ベネッセ・駿台データネット(別ウィンドウで開きます)では大学入学共通テストの最新情報を見ることができます。


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ベネッセ・駿台データネット(別ウィンドウで開きます)

Q.子どもが「失敗した!」とパニックに…。出願校を変えさせるべき?

まだ判定結果が出ていなくても子どもの感触を優先して、本来の志望大より1ランク低い大学に出願した方が安全ですか?

A.大学入学共通テストの結果概況や志望大の動向・傾向を押さえたうえで検討を

大学入学共通テスト受験直後に子どもが「失敗した」と思っても、問題が難しければ全国平均点も低いと予想されます。ベネッセ・駿台データネット(別ウィンドウで開きます)などで予想平均点が発表されるので、まずは確認を。

実際に出願校を決めるときには、大学入学共通テストと個別学力検査の配点比率(※1)、個別学力検査の受験科目の得意・不得意と傾斜配点(※2)、どうしてもこの大学に行きたい、等の子どもの意志など、さまざまな観点で、出願校を選ぶ必要があります。判定が出たら、まずは高校の先生に相談するなどして、子どもが納得できる選択をサポートしましょう。

※1 大学入学共通テストと個別学力検査の配点比率を見ることで、大学入学共通テストと個別学力検査のどちらの結果を大学・学部が重視して合否判定するのかがわかります。例えば、難関国立大は個別学力検査の配点が高く、個別学力検査重視の傾向が見られます。
※2 傾斜配点とは、特定の受験科目(教科)に一定の割合をかけ、その大学・学部独自の点数配分を設定することです。

Q.大学入学共通テスト後の子どもにどう接する?

なんだか大学入学共通テストが終わって気が抜けたみたい。このまま見守っているだけで大丈夫?

A.次の試験に向けて上手に切り替えを

大学入学共通テストという最初の難関が終わっても、すぐに私立大の入試や国公立大の個別学力検査が待っています。ほどよく息抜きしたら、子どもも保護者も次の試験に向けた生活に切り替えることが大切。また、「大学入学共通テストが良い成績だったため、親子ともに気が緩んで、後の試験で失敗した」という声もあります。
まずは判定の結果をもとに先生とよく相談して出願校を選びましょう。
たとえ好結果であっても、「合格」が決まるまでは保護者まで一緒に気を緩めないように気をつけたいものです。

保護者の声

子どもはセンター試験(2021年度より大学入学共通テスト)の出来が不本意だったらしく、直後はとても不機嫌に。でも、予想平均点をすぐにチェックしたら、その年は平均点が全体的に低いと判明。本人の成績を元に志望大候補の合格可能性をチェックしたら、希望のところに合格できそうだとわかり、個別学力検査へと気持ちを切り替えることができました。
(熊本県/M・H/女性保護者・48歳)
センター試験(2021年度より大学入学共通テスト)後は、親子で事あるごとに「ラッキー!」という一言を連発し、超ポジティブな会話を心がけて、絶対合格するというイメージを子どもと一緒にふくらませました。
(北海道/Y・K/女性保護者・51歳)