定期テストと大学受験の関係 定期テストは大学受験にどうつながる?

中学・高校の6年間、学期ごとに実施される定期テスト。高校生にもなると、テストへの取り組みは子どもの自主性にまかせる保護者の方も多いようです。しかし、定期テストは大学受験につながる重要なテストだということはあまり知られていないようです。そこで、今回は定期テストと大学受験の関係についてお伝えします。

定期テストは大学受験にどうつながる?

一般選抜をめざす場合 記述力を養成する第一歩となる

大学入学共通テストがマーク式なのに対し、国公立大個別学力検査(2次試験)や私立大の一般選抜は解答に至る過程まで採点の対象となる「記述式」の場合が多く、受験対策において記述力の養成は重要なポイントとなっています。
穴埋め式が多い中学の定期テストに比べ、高校の定期テストでは記述式の割合が高く、進学校では大学入試問題を交えて出題されることもあります。
そのため、定期テスト対策をしっかりと行ったうえで、返却されたテストを復習することで、受験で通用する記述力を養成する第一歩とすることができます。

Q. 高校になって定期テストで「記述式問題」が増えましたか?

進研ゼミ高校講座『高1My Vision』より

保護者の声

定期テストは、復習に重点を置くようにアドバイスしていました。受ける前よりも受けた後の結果をきちんと振り返ることが大切。自分の受験時代の経験を踏まえて具体的なアドバイスをするように心がけていました。
(石川県/E・T/男性保護者・41歳)

学校推薦型選抜をめざす場合 定期テストの結果が合格に直結することも

高校の成績評価は、定期テストの得点が大きくかかわっています。
一定以上の成績レベルが出願条件となることや日ごろの成績などをもとに学内選考が行われる学校推薦型選抜では、定期テストの結果の積み重ねがそのまま学校推薦型選抜の合否にかかわります。
学校推薦型選抜を受験する際は、高1・1学期~高3・1学期までのすべての成績の平均を「評定平均値」として算出したうえで、出願条件に当てはまるかどうかを確認します。

学習成績概評と評定平均値

大学の学校推薦型選抜では、出願条件として高校3年間(通常高1・1学期~高3・1学期まで)の評定平均値または学習成績概評を指定されることが多い。

保護者の声

評定は受験に大きな影響がある。特に推薦入試(2021年度より学校推薦型選抜)をねらう場合は1年からの積み重ねが大切。3年になってからではみんなががんばるので評定をあげるのは難しい。でも、1年生のころは周りはそんなに本気ではないので、少しの努力で簡単にいい評定が取れる。3年間の平均を取るうえで、ここでいい点を取っておくとかなり有利。
(大阪府/R・K/女性保護者・47歳)
1年生のときの成績が後々まで響くので、推薦入試(2021年度より学校推薦型選抜)を獲得するまで、ヒヤヒヤした場面があった。もう少し早く(1年のうちに)気づいていればアドバイスできたかもしれない。少し好きにやらせすぎたかもしれない。
(北海道/K・S/男性保護者・53歳)