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2022年度学校推薦型選抜の仕組み

※本ページの内容は2021年7月時点の情報です。最新情報は各大学の公式サイトなどで必ず確認してください。

学校推薦型選抜とは?

■学校推薦型選抜とは、旧推薦入試のこと
2021年度入試(2021年度入学者向けの入試)より推薦入試は「学校推薦型選抜」と改称された。学校推薦型選抜は、高校の推薦を受けることで出願できる入試方式だ。選考は書類審査や小論文、面接が中心だが、一部の国公立大は大学入学共通テスト(以下、共通テスト)や独自の学科試験を課すこともある。

■指定校制と公募制について
学校推薦型選抜には「指定校制」と「公募制」という2つの種類がある。指定校制は大学が指定した高校からしか出願できない。出願枠は各高校に数名ずつしか割り振られず、人気の大学の場合は高校内で選考を行って推薦者を決める。指定校制は主に私立大で行われ、大学がその高校を信頼して出願枠を設ける試験なので、高校内の選考さえ勝ち抜けば、入試での合格率はかなり高い。
一方の公募制は指定校制と異なり、大学の求める条件を満たしていれば、どの高校の生徒も出願できる制度で、多くの大学で行われている。ただし、全国の受験生がライバルになるので、指定校制に比べると合格の難度はやや高めだ。

指定校制と公募制の仕組み

指定校制推薦

大学が特定の高校を指定して実施する入試方式。勉強や部活の成績などを評価して、校内選考が行われる。募集人数が少なく狭き門だが、出願できれば合格率は高い。

公募制一般推薦

大学ごとの出願資格を満たして、出身学校の校長から推薦された生徒が受験可能。評定平均値に基準があることが多い。

公募制特別推薦

スポーツや文化活動における実績などが評価される。評定平均値に基準があることは少ない。

学校推薦型選抜の選考方法は?

書類審査

書類審査

面接

書類審査

小論文

面接

書類審査

学科試験

面接

書類審査

実技

面接

学校推薦型選抜では、一般選抜と違って、高校の学習状況や課外活動など日頃の努力を評価する。 また、小論文や面接によって受験生の思考力や表現力、個性や人柄などを見るケースが多い。
入試改革により、高校の学習成績の状況を記した調査書・推薦書等の出願書類だけではなく「小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績など、または共通テストのうち少なくともいずれか1つ」を必ず活用するよう求める方針が文部科学省から示されたため、これらの選考方法が今後増えることが予想される。

一般選抜との違いは?

ほとんどの場合、学校推薦型選抜では出願書類として高校の成績(評定平均値)の提出を求められる。また、部活やボランティアなどの課外活動の実績、取得した資格なども、書類審査(調査書など)で重要な評価対象になる。このように、高校3年間の努力を評価してもらえる入試方式であることが、学力検査(筆記試験)中心の入試結果で合否が決まる一般選抜と大きく異なる点だ。

総合型選抜との違いは?

総合型選抜は受験生が大学の「アドミッション・ポリシー(大学が求める人物像)」に合っているかを測る入試だ。そのため、面接・小論文・書類審査が選考方法に多い学校推薦型選抜に比べて、選抜方法に大学ごとの特徴が現れやすい。筆記試験を重視する大学もあれば、面接や小論文を重視する大学もあるし、時間をかけて論文を書かせるような大学もある。
また、学校推薦型選抜は前述の通り高校からの推薦が必須だが、総合型選抜は基本的に高校の推薦を必要とせず、入学志願者自らの意志で出願できる公募制だ。

スケジュールの面でも総合型選抜と学校推薦型選抜には違いが見られる。学校推薦型選抜は、11~12月(共通テストを課す場合は1月まで)に選考が集中するが、総合型選抜の場合は9月に出願、9~10月に選考が行われる場合が多い。学校推薦型選抜より早く選考が進む印象があるが、詳細なスケジュールは大学・学部学科によって異なるので注意したい。

出願条件、評価基準は?

学校推薦型選抜は、出願条件に「評定平均値」を定めていることがほとんどだ。評定平均値は高校の成績の平均値のことで、高校 3 年間(高1から高3の1学期)までのすべての教科・科目の成績(1~5の5段階)の合計値を、すべての科目数で割った数値(小数点以下第2位で四捨五入)で求めることができる。「評定平均値4.2以上」などと、大学から出願条件が指定されるので、今キミが高1・高2生で学校推薦型選抜の受験を考えているなら、普段のテスト勉強にしっかり取り組むようにしよう。
そのほかの合否を決める評価基準として、資格取得の有無、課外活動の経歴、共通テストの成績、独自の学科試験の成績、面接の結果などが挙げられる。

学校推薦型選抜の注意点は?

まずは各大学が定める出願条件、特に評定平均値に注意しよう。評定平均値が一定以上でないと、出願できないことがほとんどだからだ。出願したい大学があるなら高1生のころから早めに出願条件を確認し、高校の勉強にしっかり力を注ごう。
また学校推薦型選抜には「専願」「併願」があり、「専願」で合格した場合は入学を辞退できないとされている。とくに指定校制の場合は、入学を辞退すると翌年から推薦依頼がなくなり、後輩が受験できなくなることも。出願する前に、本当にその大学に入学したいのかしっかり考えよう。

併願大検討を忘れずに! 学校推薦型選抜のスケジュールは?

学校推薦型選抜は出願が11月1日以降、合格発表が12月1日以降となっている。なお、共通テストを選考に利用する学校推薦型選抜は、合格発表が1~2月以降になるので注意しよう。
指定校制は校内選考を経て出願することになる。校内選考のスケジュールが気になる人は高校の先生に質問しよう。
一般選抜に比べて早く合否がわかるが、不合格だった場合、時間をおかずに一般選抜の試験シーズンに入ってしまう。学校推薦型選抜一本に絞るのは避け、併願大をしっかり考えたうえで受験スケジュールを立てよう。

国公立大 私立大
共通テストを課す 共通テストを課さない 公募制推薦 指定校制推薦
9月 校内選考
※高校によって異なる
校内選考
※高校によって異なる
10月 共通テスト出願
11月 出願・
入学試験

※日程は大学によって大きく異なる
出願・
入学試験

※日程は大学によって大きく異なる
出願・
入学試験
出願・
入学試験
12月 合格発表
※共通テストを課す場合は2月以降
合格発表
※共通テストを課す場合は2月以降
1月 合格発表
共通テスト
2月 合格発表

国公立大の学校推薦型選抜では、共通テストを課す場合も

共通テストを課す予定の学校推薦型選抜の例

大学名 学部-学科名 選考方法
大阪大 基礎工 共通テスト(5教科7科目)のほか、面接(口頭試問)、調査書、推薦書、自己推薦書
山口大 人文-人文
[学校推薦型選抜II]
共通テスト(4教科4科目)のほか、面接、調査書、推薦書、志望理由書
長崎大 薬-薬
[学校推薦型選抜II]
共通テスト(3教科5科目)のほか、面接、調査書、推薦書、志望理由書

※2022年度入試

国公立大の学校推薦型選抜の中には、共通テストを課す場合と課さない場合がある。共通テストを課す場合、一般選抜のように5教科7科目を課す大学・学部が多い。今のうちに、入試科目をチェックしておこう!

※学校推薦型選抜の2022年度の詳細スケジュールは「国公立大入試スケジュール」「私立大入試スケジュール」をご確認ください。

【奨学金や各種制度が充実】総合型選抜・学校推薦型選抜の注目校!

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